【名探偵コナン】夏色traveler

traveler27 ページ28

『研二さん、どうしよう。私は大変重要なことに気づいた。』




萩原｢重要なこと？｣




『アシタカラ…ワタシ……シゴト……オウチ……イナイ。研二さん…ヒトリ……オルスバン……。』




萩原｢なんでカタコト？｣




『仕事に行きたくない感情が混じっているから…。』




どんなにホワイト企業でも、月曜日はネックなんだよ！！




仕事が嫌って言うよりは、早起きが嫌なの。




わかるでしょ！？




なんとなくでもわかるでしょ！！




『まぁ、研二さんももう大人だし、大丈夫だとは分かってるんだけどなんか不安…。』




萩原｢ちょっと待って？なんでそんなに信用ないの？｣




『信用してないわけではない…なんか、おっちょこちょいなイメージがある。』




萩原｢失礼な！！｣




『そうだ！！今日は1日休み、やる事なし！！共同生活始めるにあたって、ルール決めません？』




お互いのテリトリーを守るためにもあった方がいいと思う！！




『私の職場はホワイト企業です。基本、残業なしの週休二日制。単純計算、研二さんが1人でお留守番するのは月〜金。』




萩原｢じゃあ、その間は家のことやるよ。掃除とか洗濯とか？お昼ご飯も自分で用意出来るし。食材さえあれば！！｣




『え？料理出来るんですか？』




萩原｢チャーハンとか簡単なやつだけどね(苦笑)｣




『マジか！！でもそれ、すっごくありがたい！！後で一緒に家電の使い方を確認しよう！！』




世の中の技術が進歩してるなら家電も進歩してるからね！！




間違って壊されたりなんかしたら大変…。




いや、研二さん機械オンチではなさそうだから大丈夫だろうけど…爆弾処理班に配属されてるくらいだから！！




『掃除の件なんだけど2階はやらなくていいよ。階段までやってくれたらありがたい！！あと、洗濯も自分の分だけでいいから。』




萩原｢なになに〜？なんか見られたらまずいものでもあるの〜？｣ﾆﾔﾆﾔ




『そうだね。いろんな意味で見られたらまずい。いや見られてもいいんだよ？いいんだけど、それで気分を害しても責任は負わないからってところかな？忠告？』




萩原｢すっごい気になるんだけど…相手が気分を害する可能性があるものって何？｣




『教えようか？』




萩原｢あ、いや…。まだ、心の準備が…。｣




反応可愛いかよ！！




気になるけど、私が不穏な言い方したから、心の準備が必要になるとかwwww

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