・ ページ10
『ねえ、どうだった?』
反射的に目の前にあったスミノスの瓶に口をつける。
「は?!俺のやぞ?!」
『はー、歌い終わったあとのスミノフは格別だねえ、福田くん!』
「お前な・・・」
あら、渋谷す ばるのだったんだ、まあそんな細かいこと気になさんな。
そんなことより。
『コード、合ってた?』
『音源は何回か聞いたし歌詞も見たことあったんだけど、譜面まで見てなくて、けっこうあてずっぽ!』
「それで、あのデキなん」
『どうだった?』
否定されなかったから多分変じゃなかったんだよね、よかった。
ジャニーズをここで演る日がくるとは思ってなかったからあんまり自信なかったんだけど。
『baby babyって曲いいよね、あれ好き』
『メトロックも偶然いたから見たし。』
メトロック見なかったら今日演奏できなかった。
やっぱりフェスっていいなぁ
「お前スカウトとかされへんの」
『されるよ、けっこう。』
フロアにいる中にも数人、前に声をかけてきた方もいるよ、全部断ってるけど。
『ここで歌うのが好きだし、バンドのメンバーでやるのが好きなの』
もはや定型文な文を飾り気無しでお送りして。
76人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
アイハ(プロフ) - 8七色8さん» はじめまして、七色さま!コメントありがとうございます!とっても嬉しいです♪またこの2人はこの先ちょっと出てくることがありますので(まだアップは先になりそうですが…)お楽しみいただけたら嬉しいです! (2020年10月4日 21時) (レス) id: 6e77fc1940 (このIDを非表示/違反報告)
8七色8(プロフ) - 面白かったです、続きが読みなくなるくらい (2020年10月4日 17時) (レス) id: aedfceb73f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:アイハ | 作成日時:2020年7月20日 21時