10 ページ10
夢を見た
忠義と付き合っていた時のこと
大学が同じで
たまたま同じ授業を専攻していて
たまたま隣の席に座ることが増えて
たまたま話すことが増えて
たまたま、なんとなく、交際をスタートした
初めて手を繋いた時
初めてキスをした時
初めて体を重ねた時
全てが幸せだった
全てが順調だったと思っていた
たしかに忠義は少し女癖が悪く感じてしまう時はあって
でも必ず
『あの子はそーゆー関係の子じゃない』
『Aだけを愛してるから』
って言うんだ
誕生日や記念日は一緒に過ごした
お互い様仕事を始め、忙しくなり、会う回数が減っても、
お互いにお互いの文句は言わなかった
そんな忠義に甘えてたのかもしれない
そういえば連絡を返すのもまちまちになってたっけ
『Aは仕事が好きやからな』
って笑ってくれる忠義に安心してた
私なりに忠義を愛したつもりだった
忠義の不満は募っていたのだろう
あの別れようと言った忠義の表情も声もずっと頭の中で響いている
69人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
温田(プロフ) - まるこさん» まるこさん、いつもありがとうございます(T_T)実は私もあまり得意ではない転生モノなので…ガチガチにならないようには気をつけてます!笑 ゆっくりやらせて頂きますが、今回もどうぞよろしくお願いします! (2021年10月14日 18時) (レス) id: 413ed48470 (このIDを非表示/違反報告)
まるこ(プロフ) - 転生モノ、アレ?私ついていけるのか??と最初思ってましたが、読み進めていくうちにどっぷりハマっていました笑 早く更新されないかワクワクしています😊❤️温田さんの作品、ほんとに楽しすぎます🙌🙌 (2021年10月14日 0時) (レス) @page41 id: 882f735b0b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:温田 | 作成日時:2021年9月11日 1時