橙あいす 8 ページ17
ほんでも、ぎちぎち締め上げてくるそこに擦り付けてると、気持ちぃのが下っ腹にぎゅー集まってきて、だんだんと動きが早くなる。
「……あっ……んんッ……」
突き上げるたびに漏れる鳴き声。
ほんまにイイのかどうかはわからんかったけど、もう俺にはそれを思いやる余裕もなくて、高まる快感をいつ放とうか窺うばっかりで。
「章ちゃん、めっっっちゃ気持ちええ……
もぉイきそう。イッていい?」
コクコク頷く章ちゃんのおでこにちゅって口付けて、脚を抱え直した。
「あッ!章ちゃん……イく……
……あ、も……しょうッ……ああッ!!!」
ぐうっと腰を押し付けて、ギリギリまでガマンしてたモンを中に放った。
……はあ……はあ……はあ……
2人の荒い息遣いだけが耳に届く。
重たいやろに、ぐったりとのしかかる俺の頭に指を差し込んで、なんべんもなんべんも髪をすいてくれる。
そのままオチてしまいそうな意識をなんとか引っ張りあげた。
「ゴメンな、章ちゃん…」
「なんで謝んの?」
「だって、俺ぜんぜん気ぃつかえんで、優しくもできなかったし…」
背中向けて座りこんでゴム放って、項垂れてたら背中にぺたりとくっついてきた。
「気持ちよかった?」
「めっちゃ気持ちよかった」
こくんと頷けば、お腹に巻きついた腕がきゅっと抱きしめてくる。
「ならええやん。まるが気持ちよかったんなら」
「でも章ちゃん痛かったやろ?」
「おん。でもツラくはなかったで?いや、アソコはやっぱキツかったし、まだ気持ちよくはなれへんけど。
でも、まると一つになれたんや〜って。
やっと」
そんなん言うたらあきませんて。
泣かす気ですやん俺のこと。
「まる?オレさっきの質問の答え、まだ聞いてない」
さっきの、て…
「どんなスキ、ってやつ?」
「そう」
章ちゃんの腕をほどいてゆっくり向き直る。
俺よりいくぶんちっさい体を引き寄せて、もう何度目かわからないキスをする。
「わかった。
俺のスキは『愛してる』の好き、や」
「正解」
はじめっからそうやったんよ。出会ったときから。
章ちゃんと俺は、やっぱりちゃんと、そうやったんやって。
俺らは二人で一つやから。
ずっと、ずっと。
今までも。
これからも。
「あ、でも、まる、渋やんにも愛してる〜って言うてたな」
「えええーーー!違いますやんそれ!!
だから違うってぇぇぇ!!!」
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丸ちゃんの全てが欲しい - 1984年9月11日生れて来てくれてありがとうお誕生日おめでとう (2016年9月12日 0時) (レス) id: e19226b261 (このIDを非表示/違反報告)
まるる - 関ジャニそれぞれ個性があって好き(//∇//)ゞ (2016年8月17日 3時) (レス) id: c797ab981f (このIDを非表示/違反報告)
まるる - 侯の顔ヒナの目すば亮の色気隆の声章ちゃんの可愛さ忠のあはあは笑いヘタレ好き (2016年8月17日 3時) (レス) id: c797ab981f (このIDを非表示/違反報告)
花蜂(プロフ) - 萌奈実さん» ありがとうございます〜内容が内容だけに恥ずかしいですけど、本当に嬉しいです!!おかげさまで完結しました!また新しいの出たらよろしくお願いします<(_ _)> (2014年9月11日 1時) (レス) id: f99a1d7ef9 (このIDを非表示/違反報告)
萌奈実(プロフ) - このお話大好きです!!ホンマにヤスくんぽくてええなぁって思います。更新楽しみにしてます(*^^*) (2014年9月8日 13時) (レス) id: 19933af13f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:花蜂 | 作成日時:2014年7月22日 1時