rd× バター8 ページ26
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「ま、まあ、もう済んだことやし!
俺が恋人に戻ったら良いだけやんっ、」
「帰ろ」
「うん!じゃあねー!」
楽屋のドアを閉めてそっと腰に腕を回された。
ふふ、いつになってもなれへんなあ。
前はこんな風に歩いたことなんかなかったし!
楽屋で一緒に帰ろなんて言ったことなかったし!
「あ、俺買い物して帰るわ、」
「俺も行くよ、いつもんとこ?」
「ええの?ありがとうっ」
助手席に座るとちゅっと頬にキスされたり
ドアを開けて貰ったり。
ふふ、なんかお姫様になった気分!
「もう〜!ありがとう♡」
「今日はご飯どうする?」
「あ、そや、明日俺外でご飯食べるな!」
「えっ、なんで?誰と行くん?」
「えっとね、照史!」
「…行かんといて、それか、俺も行く!」
「もう、シゲ、メンバーやんか。」
シゲとヨリを戻した。
いや、正しくは新しく始めた?かな。
今までは恋人同士みたいなことしてなかったみたいやし。
全部新鮮らしい。
今の俺は別に頼んでないんやけど、
ちゅーは必ずするとか、一緒に寝たり、風呂入ったり、
休みの日も合わせて過ごすこともある。
今までしてこんかったこと。
らしい。
だって思い出されへんねんもーん!!
ほんまに付き合ってたんかな?
シゲもぎこちないし、俺もわからんからさ
特に一緒にしよ?とかもないし、
普通にお互いの家行き来して泊まってるだけ。
なんならシゲの家に俺のもんなかったし。
行ったことないんちゃう?
それに、俺今はシゲに恋愛感情ないからして欲しいこともない。
シゲはたまに俺に言うんやけど、
遠慮してんのか、元々嫌なんかわからんけど
元気なさそうに笑って、ごめんって言うだけ。
俺も別に無理してまではええんやけどなあ…
でもまた泣いたりしたら心配やし、一緒におるけど。
「そーいや、シゲ。俺らってシたりせえへんの?」
「…あんま、しいひん」
「うわっ、まじで?付き合ってんのに?」
「…うん。神ちゃん痛いって言うてたから」
「そうなんや、俺がそっちね!
んー、じゃあシゲはどっかで抜いてたとか?」
「は…」
「だって、溜まって大変やろ?」
「…俺、別にそんなつもりじゃないし
神ちゃんとおりたかっただけやから…」
「じゃあなんでシゲの家に俺のもんないん?
写真とか、メールも、ほかに彼女とか」
「だから!!…おらんって」
「っ…、ごめん、」
「…俺こそごめん、」
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non(プロフ) - いつも素敵な作品をありがとうございます!!suta.様のかみしげが大好きです😭これからも更新楽しみにしてます😭 (2023年1月4日 1時) (レス) @page43 id: 75b3cd701b (このIDを非表示/違反報告)
suta.(プロフ) - kikaさん» 嬉しいです〜!😭💗💗💗幸せに向かうと手が止まってしまうんですが…笑ともくん幸せになりますように!!笑 (2022年12月9日 7時) (レス) id: d955a4a289 (このIDを非表示/違反報告)
kika(プロフ) - ともくん……幸せになってくださいーーー😭続き楽しみにしています‼︎ (2022年12月8日 6時) (レス) @page25 id: 8a2ca7f8a9 (このIDを非表示/違反報告)
suta.(プロフ) - 名無しさん» ご丁寧にありがとうございます😰😰 (2022年11月9日 18時) (レス) id: d955a4a289 (このIDを非表示/違反報告)
名無し - コメント失礼致します。オ/リ/フ/ラがついたままになっておりますよ…。 (2022年11月9日 15時) (レス) id: 3c150abdca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:suta. | 作成日時:2022年11月9日 6時