like taking candy from baby ページ10
S 「ほら、あぶねぇから」
ショウは澪が持つ牛乳が入ったコップを
手から取り上げ、ゲンから澪を離した
G 「はぁ」
小さくため息をつくゲンとショウに
取られたコップを奪い返しゴクゴクと
牛乳を飲み干す澪
R 「澪」
「ん？」
澪の口の周りには、無造作に付いた
牛乳のヒゲ
R 「こんなこと言いたないけど、」
K 「みんなっっ」
レンが何かを言いかけたところに
血相を変えたカイトがリビングに戻ってきた
事の事態を把握した全員は
すぐさま、カイトの言葉を待つ
S 「どうした」
K 「玄関先に、、異物発見。
中身はまだ確認していない」
Y 「玄関先...レン、どうする？」
R 「念のため、、ゲン」
G 「分かってるよ、レン。
みんなは先に玄関に向かっていて
俺は準備してくる。すぐに向かう」
ゲンのその一言で
全員のアイコンタクトが行われた
〜〜〜〜〜
Y 「玄関先の異物って、、、あのことか？」
K 「そう。玄関先に
無造作に段ボール箱って怪しすぎない？」
カイトの言う通り、無地の段ボール箱が
玄関先に無造作に置いてある
J 「爆発物の可能性は...低そうかな？」
G 「まだ決めつけるのは早いよ、ジン。」
「ゲン」
ゲン特製の素人には何が何だか分からない
機械を持って登場したゲン
G 「とりあえず、俺が様子を見に言ってくる」
スタスタ何事もなく、
その段ボールに近づいていくゲン
虫も殺せないゲンは、怖がりかと思ったら
そういう時は一切迷いなく、一目散に
向かっていくその後ろ姿を幾度となく見てきた
様子を少し確認し、
すぐに段ボールを抱えて戻ってきたゲン
G 「爆発物ではなさそう。
とりあえず、俺たちの場所で確認しよう」
〜〜〜〜〜
Y 「この段ボール、意外と重みがあるよな」
リビングの中心にあるテーブルの上に
例の段ボールを置き、メンバー全員で囲む
K 「俺ら、恨み妬み嫉みそんなに
買われてるのか、、って買われまくってるか」
表向きは、すぐ隣の建物に設置された
どこにでもある普通のbar
その裏側で、何でも承る
何でも屋『kingdom』
通称、始末屋
今まで他人には決して言えない
仕事をたくさんこなしてきた
「恨み妬み嫉みなんて、今に始まったことじゃないし。どんと来いって感じでしょ」
そう言って澪は、段ボール箱の
シールを剥がそうとする
Y 「おいっ」
慌ててユータが止めるも、
その段ボールは、ビリビリと開かれたのだった
This world is but a canvas to our imaginations→←Bread eaten on the table
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oyasumiico(プロフ) - ゆかぴさん» 返信遅くなって申し訳ありません！久しぶりに更新させて頂きました！ノロマ更新になるかと思いますが、、是非読んでくださると嬉しいです＾＾ (2019年7月15日 23時) (
レス) id: 0e4319e8c9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆかぴ(プロフ) - これは更新されないんですか？面白いです (2019年6月7日 9時) (レス) id: 5eaf1cb74a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：oyasumiico
| 作成日時：2018年9月4日 0時
