Speech is silver, silence is golden ページ21
綺麗に整えられた髭が目を引く、
眼鏡をかけた男性に話しかけられた
「すみません、お見苦しい所を。でもとっても美味しくて、つい」
『あはは そんな謝らないでください。
あなたが食べてる姿、とても、、なんというか、美しくて。見惚れてしまいました。』
「ご冗談がお上手なこと」
『冗談では、、挨拶が遅れて申し訳ない。私、こういうものです』
差し出された名刺を受け取り、
家を出る前にゲン渡された指輪を顎に添えると
聞こえてくるゲンの声
(G「友永輝之、37歳。独身。
空間デザイナーで、このレストランの内装も手がけてる この人この1年で突然出てきたんだ。きっかけは去年グランプリを取ったグッドスペース賞 この賞を主に協賛しているのは、、IOSカンパニーだ...」)
「友永さん。
まさかお会い出来るなんて。」
『僕のこと、ご存知なんですか？』
「もちろんです。今や飛ぶ鳥も落とす勢いの
空間デザイナー様じゃないですか。
このカールストーンズの内装、私のここ最近の一番の空間デザインです。」
「...お目にかかれて光栄です」
友永さんの耳元でそう囁くと、
一気に彼の目付きが変わった
するとそこに
S「凛？どちら様？」
ワイングラスを持ったショウが現れた
「晴さん。こちら、あの有名な空間デザイナーの友永様です。まさか会えるなんて。あ、ご紹介しますね？主人の神楽木晴です」
『旦那様？』
S「初めまして。神楽木晴です。」
『まだお二人共お若そうなのにご結婚されてるんですね』
明らか落胆した様子の友永さん
するとショウの携帯に着信が入る
S「すみません。仕事の電話が。失礼」
「・・結婚したはいいけど、彼とても忙しくて。こんなこと本人には言えないんですけど、割と寂しい思いしてるんです。。あ、すみません、初めてあった方にこんな話」
『いえ、僕でよければ話、聞きますよ？
良かったら、上のバーで飲みませんか？
僕のイチオシの空間なんです。』
「上にバーなんて？」
『全員が入れる訳では無いんです。
完全会員制のバーなんですが...』
そう耳元で囁かれ、目が合いニッコリ笑いかけられた
『行きますか？』
コクリと頷くと
べったりと掴まれた腰
その手の感触が気持ち悪い
必死に表情に出さないように、作り笑顔を保った
____
We are what we repeatedly do→←Everything happens for a reason
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oyasumiico(プロフ) - ゆかぴさん» 返信遅くなって申し訳ありません！久しぶりに更新させて頂きました！ノロマ更新になるかと思いますが、、是非読んでくださると嬉しいです＾＾ (2019年7月15日 23時) (
レス) id: 0e4319e8c9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆかぴ(プロフ) - これは更新されないんですか？面白いです (2019年6月7日 9時) (レス) id: 5eaf1cb74a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：oyasumiico
| 作成日時：2018年9月4日 0時
