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ちょ、
やめてホンマにスマホ壊れるからぁ。
にしたってどーでもええとかしょうもないとか、人の悩みにそんなそこまで言わんでも……五歩下がるって後退しとるやんか。
まあけど仰る通りでございます、
人間側の都合なんぞ猫には関係あらへん。
気ままにどっか行って気ままに繁殖して、風の吹くまま気のむくまま自由に生きてるていうわけやな。
オレと神ちゃんがこうやってウダウダ悩んで、短い春の盛りを消費しようとしてるうちに、
ヒメはお外に飛び出してこのフワフワ浮かれた恋の季節を満喫しておったわけですか。
まだなんか言うてる小瀧への会話もそこそこに通話を切って、お持ち帰りせなあかん議題が増えた事にちょっとため息をつく。
猫はええなあシンプルで、どう転んでもオレと神ちゃんは人間やから悩むのはもう業みたいなもんや。
けどいつかは、なんであんなしょうもない事で悩んでたんかな?て振り替える日は必ずやってくるもんで。
「シゲ」
「ん?」
「なんか急に雲行きどんよりしてきてるから……その、おうち帰らん?」
その時もふたりと一匹やったらええなって事は確かかな。
「おん、帰ろか」
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作者名:闇腐女子Lv15 | 作成日時:2026年1月9日 22時


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