検索窓
今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:24,834 hit

十五兎 ページ16

沖田「さっきは高杉や神威等と親しくて疑っていやしたが今は違いやす。本当ァ、将軍を助けた時に信じておくべきでしたよねィ……っ」

土方「俺達はお前を毛嫌いしたのに近藤さんを助けてくれて……っ、本当……っ、お前は他の奴等と違って優しいんだなァ……」

『……っ。良か……っ。ひく……っ、ぐず……っ。怖か……っ』


Aは我慢していたけど不安が解けて涙を流した。


沖田「そうですよねィ……。すいやせん……っ、A。怖い思いをさせて……。もう……しやせんから……」

土方「そーいや……。ここ、太陽の光が当たって夜兎族のお前にはキツいんじゃねーのか……?」

『(コクン…)頭が……、クラクラ……します……』

土方/沖田「!!A!!」

終「!!」

近藤/山崎「!!Aくん!!」

近藤「日傘……っ!!!?」


近藤さんは彼の腰に備えている日傘を取ろうとしたが……ビクともしない。


近藤「Aくん……、日傘、ビクともしないんだけど……??」

『……?』

終「……?(グッ、アセアセ)!!!?」


終さんも近藤さんの代わりに日傘を持とうとするがビクともしない。


沖田「終兄さん、貸してくだせェ……。……っ!!!!」

沖田(何でィ、この日傘……っ)


沖田さんも持とうとするがビクともしない。

沖田「ハァ……、ハァ……、ビクともしねェや……」

土方「んなに重てーのか?」

沖田「土方さん、アンタも持ってみたら分かりますよ(ポスッ…)」


沖田さんはAに太陽の光が当たらないように日除けになりながら彼を抱き寄せた。


土方「(グッ…)……ぐっ……。!!!!?」


土方さんも日傘を持とうとするがビクともしない。

土方「な……っ。なァA。この日傘……一体何キロあんだ?」

『確か……、五千トンです』

土方/沖田/近藤/山崎「!!?五千トン!!?」

終「!!!(何でそんな重たい日傘を持っているんだZ!?)」

『好みの日傘がこれしか無かったんですね』


Aはそう言いながら土方さん達がビクともしなくて重たくしていた腰に備えている日傘を怪我していない右手に持ち差した。

土方/沖田/近藤/山崎「え……?何で五千トンの日傘を片手で持ってんの?? 重たくないの??腕痛くない??」

終わり ログインすれば
この作者の新作が読める(完全無料)


←十四兎



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (27 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
72人がお気に入り
設定タグ:銀魂 , 夜兎 , 恋愛   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

この作品にコメントを書くにはログインが必要です   ログイン
感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:未来 | 作成日時:2020年2月5日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。