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レオン「ありがとね」
風見「日高さん、その写真、私にも送ってくれませんか?」
レオン「ああ」
風見「ありがとうございます」
『えっと……、レオンさんはどちらの携帯に送れば良いですか?』
レオン「全体用で良いよ。ありがとね」
『了解です』
A君は家族用の黒い携帯でレオンさんの全体用の携帯に送った。
レオン「ありがとうー」
レオンさんは礼を言いながらA君の頭を撫でる。
レオン「これで事情聴取や聞き込みは終わったね。 そーいや、俺にプレゼントしたい物があるって言っていたよね?」
『あ……、はい……っ。喜んでくれたら嬉しいんですけど……』
レオン「A君から貰える物なら何でも嬉しいよ」
『あ……っ。ありがとうございます……っ』
A君は鞄を探り長方形で水色のラッピングと黄色いリボンに包まれたプレゼントを取り出しレオンさんに差し出した。
レオン「わっ、ラッピングのセンスとても良いね。A君が選んでくれたの?」
『ええ……っ』
レオン「ありがとう。 開けてみても良いかな?」
『はい……っ』
レオンさんはA君に貰ったプレゼントの包みを丁寧に開けて中身を取り出した。
中身を取り出すとレオンさんがずっと欲しがっていたブランド ROYALKENTの青いネクタイが入っていた。
レオン「!!A君! このネクタイ、俺がずっと欲しかったROYALKENTのブランドのネクタイだよ!しかも色も俺好みの青色!」
レオンさんは嬉し過ぎるあまり大興奮だ。
レオン「ありがとうA君!このネクタイはずっと欲しかったけれどA君がくれたネクタイだから余計に大切にするね?」
『! はい! ボクもそのネクタイの色、レオンさんに似合うと思って買ったんです。ですから喜んで下さって嬉しいです!』
レオン「A君……っ。 本当にありがとう……」
レオン(そりゃあ嬉しいに決まっている。好きな子からのプレゼントだからな)
レオン「早速着けてみようかな」
レオンさんはそう言いながら今着けている黒のネクタイを解いた。
『!』
(今??? あわわっ!! 目のやり場ば……っ)
A君はレオンさんのネクタイを解く姿を直視して表情を赤くした。
レオン「くす……っ」
レオン(本当可愛いな……)
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作者名:ユキ | 作成日時:2019年10月1日 22時