第三訓 ページ4
Aが自分の日傘から手を離し神楽に渡すとあまりの重たさに地面にドスンとものすごく大きい音を立てて落としてしまった。
銀さん/新八/真選組/お妙「え？」
新八「銀さん……、今、Aさんの日傘から凄い音が聞こえたのですが気のせいですか？」
土方「近藤さん……、総悟、アイツの日傘から凄い音が聞こえたんだが気のせいか？」
銀さん「いや、気のせいじゃない。銀さんもちゃんと聞こえたよ」
近藤「いや、気のせいじゃない。俺もきちんと聞こえた」
沖田「ドスンっていいやしたぜィ」
銀さん「まさかこの日傘から？」
銀さん達はAの日傘からものすごい音が聞え戸惑い唖然とする。
土方「いや……そんなわけは……」
銀さん「な……、A、俺も持ってみても良いか？」
『もちろんですよ』
銀さん「サンキュー」
銀さんはAから許可を貰い日傘を持とうとしたが日傘があまりにも重たすぎて持ち上がらない。
銀さん「ふんぬーーー！なんだよこれ……っ」
沖田「そんなに重たいんですかィ？」
土方「……」
銀さん「お……、おう。多串君と総一郎くんも持ってみろよ」
土方「誰が多串君だ！いい加減名前覚えろや」
沖田「総悟です。旦那。それじゃあ失礼しやす」
土方「ぬおおおおっ！！！！」
先に土方さんがAの日傘を持ち上げようとするがあまりの重たさに全然持ち上がらない。
土方「ハァ……っハァ……っ。一体どうなってんだ……？」
沖田「これだから土方さんはダメなんでィ」
土方「馬鹿か総悟、てめーも持ってみろよ」
沖田「分かりやした……。おりゃああああああああああああああ！！！！！」
沖田さんも頑張って持ち上げようとするが日傘はビクともしない。
沖田「なんでィ……。あんた……。この日傘何キロあるんですかィ？」
『え……と……300�鼎任垢�ね』
万事屋/真選組「300�邸�！！！？」
銀さん「なんでそんな重たいものを日傘にしてんの！？」
『ボクの気に入る日傘がこれしか無かったんですよ』
Aはそう言いながら皆が重たそうにしていた日傘を軽々と持ち上げてさした。
万事屋/真選組「え？」
銀さん/新八/土方「なんで軽々と持ち上げてんの？てか重たくないの？300�鼎△襪鵑世茲諭�」
沖田(コイツだけは敵に回さない方が良いな……。危険過ぎる……)
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作者名：白雪 | 作成日時：2019年9月5日 20時
