【HQ】今日からイケメン妖怪達と暮らすことになりました

Apparition and Shrine Maidenﾟ++ﾟ 7 ページ10

菅原「んじゃ、行くべ！」




いや、行くべ！って……




『部屋の中からまったく動こうとしてませんよね？？
どーやっていくんですか』





元気よく、行くべ！とか言ってたのに菅原さんはまったく動こうともしない



何故か私の手を握っているし。






菅原「ふっふっふ〜……A、目ぇ瞑ってみ？」







『え、あぁハイ』




とりあえず言われた通りに目を閉じる





ﾊﾟﾁﾝｯと指を鳴らした音がしておそるおそる目を開けてみた







『……はい？』





視界の先に広がっていたのは見慣れていた景色だった





『ここ……うちの前!?!!』




菅原「おー、ちゃんと家の前にこれたか！
よかったよかった！」





え、もしかして確実に来れるわけじゃなかったの……？




やばい。この人実は適当なのかもしれない(((






菅原「じゃ、挨拶いくぞー」




『やっ、ちょっ！心の準備g「A……？」



澪姉！』





家の中から澪姉がでてきた




『澪姉、メールとどi「バカA!!急にいなくなったと思ったら変なメール送ってきて！！！どんだけ心配したと思ってんの！？」変なメール?』




てかさっきから遮られてる……





澪奈「っ、こんなのが来たわよ！！」



半ギレ気味に私にスマホを見せてきた



その画面にうつってたのは、私が送った文とはかけ離れた……変なメールだった




『えぇ！？私ちゃんと送ったんだけど!!!?』



菅原「そら、あっちの世界から送ったら変な文に変わんべや〜w」






えぇ……じゃあ普通に心配かけたまま私は過ごしてたってこと？





す、すごい申し訳ない……







澪奈「……で。メールの件は許すよ。ちゃんと帰ってきてくれたからね



でも……あんたが“そいつ”を連れてきたことは納得いかない」




『そいつ……?』




そいつって……菅原さんのことだよね





でも、どうして……？







.









どうして澪姉が菅原さんのことを知ってるの──?

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