【HQ】今日からイケメン妖怪達と暮らすことになりました

Apparition and Shrine Maidenﾟ++ﾟ 15 ページ19

及川side




及川「…おかしい。」




岩泉「?何がだよ」





及川「Aちゃん達が帰る前、Aちゃんが聞いてきたでしょ?
“出かけてるんですか”って。

普通、2人しかいないんですか?とか人数の確認みたいに言わない?
なのに、あの子は俺たち以外にも人がいる、っていう確信を持って言っていた」




岩泉「!!…確かに、ここの部屋には俺たちしかいないが、ここの敷地にはまだ俺たち以外に住んでるやついるしな。

なんで知ってるんだ……?」







多分あの子は……記憶を









思い出している








及川「すぐにでも対処しておいた方がいいか……?」









夢主side




『……菅原さん』




前を歩いていた菅原さんに声をかける



菅原「ん?」




『一度……もう一度家に連れてってもらえませんか?』




何故、という顔をして私を見る

理由は簡単。澪姉達に思い出したことを言いに行くだけ



『……ダメ、ですか?』





菅原「……んーん。いーべ!明日行こうか!」






明日か……まぁいいや




──────────



Noside





夜、一人の少女に近づく2つの影




?「……ぐっすり眠ってるな」




?「手早く済ませよう」





1人は何かを唱え始め、もう1人は粉のようなものを少女に振りかける






『……ん……ぅ』





?「……これで、大丈夫だろ」




?「ごめん…




振り出しに戻ってね＿＿＿＿」









何が起こったか知ることもないまま、少女は眠りにつきつづける

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