【黒子のバスケ】元帝光中の猫かぶり少女

第44Q ページ48

一方桐皇学園では〜……

今吉「ウィース」



「「ウィース!!」」



今吉「すまんのー、進路相談長びいてもーた
すぐストレッチして入るわ


……あら？青峰は？」


「勝手にどっかいきました。
てかまたサボりっすよ」




今吉「まったく……しょーがないやっちゃ」ﾊｰｰｰ……


今吉「のー、桜井」



桜井「えっ、あっはい！すいません！！」



今吉「は？」




桜井「自分クラス一緒だから止めたんですけど……ダメでその…ホントすいません生きてて」


半分涙目の桜井。



今吉「いやえーよ、別にそーゆー……生きてて!?!」


桜井「すいませんすいません！！
自分とかもう羽虫っす！！」

今吉「羽虫!?いやもうええから！むしろかるくウザいで!?」


桜井「ああ！すいません！！うざくてすいませんっ！」



今吉「めんどくっさ！！！」


すごい速さで頭を下げる桜井と宥める今吉……
奇妙な光景であることには変わりない←




「あと桃井もいないっすけど」



今吉「ああ、それもえーねん。
むしろそれがアイツの仕事やん」







────────


桃井「青峰君の、テツ君と一緒にやってた頃のプレーの方が好きだったんだけどなぁ……


バスケを一人でするようになって…チーム内で孤立して、それでも試合に負ければ変わってくれると思ってた…

けどアイツは負けない。一人になっても……誰も止められないのよ…」




黒子「……」


桃井「あっ、ごめんねっ
どーも昔の話になると暗くなっちゃって……」

黒子「…変わりますか」



桃井「え？」


何かを決意したような目で話す黒子



黒子「青峰君を止めたら」


桃井「えっ……!?でも？」

黒子「青峰君の強さは知ってます。けど、ボク一人で戦うわけじゃないですから」

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