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幼児退行 / wtnb -るるさんリク- ページ32

福良「いやー、あれはびっくりしたね」


山本「でも、けっこう可愛かったですよね?」


福良「確かに」


今俺は2人にいじられている。


あれはどう考えても絶対にいじっているよね。



事の発端は昨日、俺が熱があるのを自覚しながらも出社したことだった。


渡辺「おはようございます……」


誰にも言うつもりなんてなかったし、絶対に隠し通してやる!というつもりだったのに


山本「あれ、こうちゃんもしかして体調悪い?」


速攻バレちゃって。


福良「無理しないでちゃんと休みな?」


2人に諭され俺はそのまま仮眠室に向かった。



〜ymmt side〜


僕と福良さんで執務室に入ってきたばかりのこうちゃんを仮眠室に連れていき、寝かせた。


よっぽどしんどいのか少しだけ呼吸が荒くて、眠っているけれど苦しそう。


僕たちはそんなこうちゃんを1人にしておくことが出来なくて、記事のネタや企画を考えながら仮眠室に残ることにした。



こうちゃんが眠ってから1時間が経った。


僕がトイレから仮眠室に戻っていると


山本「泣き声……?」


子どもの泣き声のようなものが聞こえてきて、自分の耳を疑った。


泣き声がきこえてくることはおろか、そもそも子どもなんてこのオフィスに当然いるはずがない。


ゆっくりと扉を開くと、そこには泣いているこうちゃんとどうしたら良いのか分からないとでも言うような顔の福良さんが居た。


山本「え、これどういう状況なんですか?」


福良「俺も聞きたいよ。こうちゃんが起きたなーと思ったら急に泣き出して」


急に!?


涙いっぱいの瞳は何かを探すようにキョロキョロと動いている。


そんな瞳と視線が交わった途端


渡辺「やあもとさぁん……!ふくあさぁん……!」


山本「え?え?」


めっちゃ呂律回ってないじゃん。


僕たちの名前を呼んで両腕を伸ばしたこうちゃん。


でもよっぽどしんどいのか、その腕は力があまり入っていなくて


プルプルと震えながら僕たちを待っている。


山本「どうしたの?」


その手を優しく包みながらそう訊くと


渡辺「1人……寂し、かったあ……」


また呂律が回っていない。


ていうか、何か幼い?


これって……。

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凛花(プロフ) - 七葉夏海さん» いえいえ、お気になさらず!返信ありがとうございます!過去のお話で看病した方以外でおまかせということですね!承りました(*^^*) (2021年12月14日 1時) (レス) id: 322dd9cdae (このIDを非表示/違反報告)
七葉夏海(プロフ) - まーた遅れてしまった…申しわけなさすぎる…私自身どなたでも嬉しいのですが、せっかくなら前回と前々回でお世話した方以外でお願いしたいです。 (2021年12月14日 0時) (レス) id: 681f37e10a (このIDを非表示/違反報告)
凛花(プロフ) - 七葉夏海さん» 看病する人は何方が良いですか? (2021年12月13日 21時) (レス) id: 322dd9cdae (このIDを非表示/違反報告)
凛花(プロフ) - 七葉夏海さん» いえいえ!リクエストありがとうございます!精一杯書かさせて頂きます(*^^*) (2021年12月13日 21時) (レス) id: 322dd9cdae (このIDを非表示/違反報告)
七葉夏海(プロフ) - 返信が遅くなってしまい申し訳ございません。リクとして受けつけて頂き大丈夫です。教えて下さりありがとうございます。 (2021年12月13日 20時) (レス) id: 681f37e10a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:凛花 | 作成日時:2021年4月4日 9時

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