体調が不良気味のようです【QK】-11-

髄膜炎 / kwmr -まかろふ。さんリク- ページ36

いきなりsideが違います！予めご了承下さい！

そして、これから出てくる内容は私の完全オリジナルなので、温かい目で見て下さい！

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福良｢よし、カメラ回したよ｣


山本｢じゃあいきますよ。サブチャンネル〜……！｣


いつもは暴れながら大声で叫んでいる山本も、今日はウィスパーボイスで大きな音がならないように細心の注意を払ったペチペチという小さな拍手。


俺はその目の前でカメラを構えている。


山本｢今日はですね、今撮影日が11月7日なんですけど……もう分かりますよね？｣


福良｢11月7日？何の日だろ？｣


山本｢さっきめっちゃ一緒に話したじゃないですか！そうです、今日は河村さんの誕生日です｣


今日中に出来れば出したいねなんて話していたけれど、編集間に合うかな？


山本｢今、河村さんは1人で撮影部屋で企画を考えています｣


山本はそう言いながら、撮影部屋の扉を指差した。


山本｢今から突撃して、このクラッカーを河村さんに浴びせますよ｣


俺が持っているクラッカーもチラッとカメラに映す。


カメラで片手を塞がれているから、俺は鳴らせないけど。


山本｢いきますよ？3、2、1……｣


ガチャッ！


大きな開閉音を鳴らしながら撮影部屋に入るとパソコンに向かってにらめっこしていた河村が、驚いた顔でこちらを向いた。


山本｢誕生日、おめでとうございます！｣


言うが早いかクラッカーをパーンと鳴らし、拍手をする。


福良｢おめでとう｣


山本｢河村さん！これ、QuizKnockからです！｣


いつも以上にテンションの高い山本は、そう言ってプレゼントを渡す。


河村｢……ありがとう｣


河村、機嫌悪い？今の間は何だったんだろ。


顔は笑顔なんだけれど、でもちょっと引きつっている感じもする。


もしかして、熱でもあるのかな？


山本｢開けてみて下さい！｣


山本はいつも以上にハイテンションで、楽しそう。


でも今回の主役の方を見ると、山本とは真逆で対照的。


元々リアクションはしない方だけれど、貼り付けたような笑顔にやっぱり違和感を覚えてしまう。

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