体調が不良気味のようです【QK】-10-

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川上｢あのさ、実は……俺、喘息持ってて……｣


渡辺｢喘息ですか！？｣


川上｢て言っても昨年、発症したんやけどな｣


渡辺｢そんなに最近なんですね！｣


川上｢うん｣


なんて喋りながら身体を休ませていると


川上｢そう……ゲホッ！ケホッ！｣


え、待って早くない？


何で……。


咳が止まってまだ30分くらいやで？


川上｢ゴホッ！ゴホッ！ケホッ……！｣


渡辺｢川上さん！｣


川上｢ゲホッ！ゲホッ、ゴホッ！ヒュー……！｣


今、喘鳴音聞こえへんかった？


川上｢ケホッ……！ヒューッ、ゴホッ！ゲホゲホッ！ヒュー……！｣


渡辺｢俺、どうしたらいいんだ……？｣


こうちゃんの焦った声が聞こえる。


ガチャッ！


伊沢｢誰の咳……って川上！？｣


渡辺｢伊沢さん！｣


伊沢｢こうちゃん、これどういう状況？｣


渡辺｢川上さん、喘息らしいんですよ！｣


伊沢｢喘息！？川上、薬持ってる？｣


俺は頷いた。


伊沢｢鞄の中？｣


もう1度頷く。


伊沢｢そっか、すぐ取ってくるからね｣


伊沢さんはそう言って、仮眠室を出た。


ものの数分で帰ってきた伊沢さんの手には、吸入薬が持たれていて


伊沢さんとこうちゃんに身体を支えられながら、俺は何とか薬を使用することができ


発作は治まった。


伊沢｢取り敢えず、疲れたよな。ゆっくり身体を休めな？｣


渡辺｢今は寝て下さい。起きてもう身体が大丈夫そうなら、執務室で仕事をしましょう｣


川上｢すみません、迷惑かけちゃって｣


ほんまに、何やってんねんやろ……。


伊沢｢迷惑なんてかけてなんぼだろ｣


渡辺｢サポートもカバーも出来る分は全力でやりますから。気にしないで下さい！｣


急に発作が起こって、こうちゃんも怖かったやろうなって思うけど


それでもこうやって言ってくれて


伊沢さんも、見つけた瞬間に対応してくれて。


俺の周りには俺を助けてくれる人が沢山いるってことが分かった。


これからは、隠さずにちゃんと伝えようと思った。



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さーにゃんさん、2度目のリクエストありがとうございました！

文才の無さが……。

川上さんの関西弁が多くて嫌だと思った場合はコメント欄で教えて下さい！

頑張って減らしますので！

宜しければまたリクエストよろしくお願いします(*^^*)


〜追記〜

19,000Hit突破しました！

また、お気に入り登録者数が、110人を超えました！

ありがとうございます！


2020.12.07

高熱 / izw -ルルさんリク-→←喘息 / kwkm -さーにゃんさんリク-

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