体調が不良気味のようです【QK】-8-

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〜3日後〜


あれから3日が経ち、須貝さんは退院することが出来た。


でも、まだ記憶は戻らないままで、俺と伊沢の2人で須貝さんを迎えに行き、その足でオフィスに向かうことになった。



病院を出て、タクシーに乗り込み3人でオフィスへ。


伊沢｢今からオフィスに向かいますからね｣


須貝｢分かった｣


須貝さんは少し緊張しているようだった。


それもそうか。


今の須貝さんにとっては初めての場所に行こうとしてるんだもんね。



執務室に入ると、みんなが一斉にこちらを向いた。


渡辺｢須貝さん！｣


河村｢退院おめでとうございます｣


須貝｢ありがとう｣


みんなとも普通に会話をしていて、傍から見てる分には、記憶を失っているとは思えなかった。



〜2週間後〜


須貝さんの事故から2週間が経ったある日。


この2週間で家までの道も覚えて、1人で行き来ができるようになっていた。


朝、須貝さんが執務室の扉を開けた時


須貝｢おはよう！｣


いつもよりテンションが高かった。


初めは理由がわからなかったけど


須貝｢みんな、俺思い出したわ｣


サラッと軽く放たれた言葉に、みんな須貝さんの方を見た。


スピードは違えど、本当に同時だった。


伊沢｢思い出したんですか？｣


川上｢本当にですか？｣


須貝｢うん｣


福良｢じゃあ、事故の時のことも？｣


須貝｢思い出した｣


須貝さんは、ここ数日事故の日の夢を見ることが多かったらしく、それがきっかけで思い出したらしい。


渡辺｢須貝さんの記憶が戻って良かった｣


須貝｢こうちゃんも、みんなも、心配かけてごめんな｣


記憶を失くしていた時は、やっぱり少し心配だし、気を遣ってしまうけど


須貝さんの記憶が戻った今は、何も気にせず話せる。


それから1日は、いつも以上に和やかな空気がずっと流れていた。



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鈴蘭さん、リクエストありがとうございました！

こんな感じで大丈夫でしたかね……？

宜しければまた、リクエストよろしくお願いします(*^^*)


〜追記〜

26,000Hit突破しました！

更に、お気に入り登録者数が300人を超えました！

まさか大台に乗るとは……！

ありがとうございます(´∀`)


2020.07.24

記憶喪失 / kwmr -鈴蘭さんリク-→←2

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