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Story10 ページ11
その時
慧｢あ……ん……｣
後ろからそんな声が聞こえ、私は振り返った。
すると、伊野尾さんがうっすらと目を開けていた。
貴｢大丈夫ですか……？｣
私の問い掛けに伊野尾さんはゆっくりこちらに顔を向け
慧｢あな、たは……？｣
そう聞いてきた。
貴｢私はAAです。私の家の近くで倒れていたのを見つけたので、救急車を呼んだんです。｣
私がそう説明すると、
伊野尾さんは少し口角を上げ
慧｢そ、うなんで、すか……。ありが、とうご、ざいます……｣
酸素マスクを着けているからか、途切れ途切れだったけど
しっかりと聞き取ることが出来た。
自分の怪我で辛いはずなのに……。
わざわざ表情を明るくしてからお礼を言ってくれるなんて、礼儀正しい人だな。
ラッキーメンバー
山田涼介
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凛花(プロフ) - なみさん» そんなお言葉を頂けたのは初めてで、光栄です！ありがとうございます(*^^*) (2020年1月3日 11時) (
レス) id: 322dd9cdae (このIDを非表示/違反報告)
なみ - これまで読んだうらつく小説の中で、涙が出たのは初めてでした。ありがとう。 (2020年1月3日 2時) (レス) id: 23d74d7694 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：凛花 | 作成日時：2019年8月6日 15時
