【鬼滅の刃】腐女子の私は、悶えていたら転生した。

42の腐 ページ44

＿＿＿ドンッ


壁がぶたれる音が部屋中に響いた


不死川「今回もやってくれたなァ、この野郎ォ」



目の前で睨んでくるこの人に、私は捕まっています(イケメンだ〜)


天元様から離れ不死川さんに着いて行ったら、どこかの部屋に連れ込まれました

そんで今、人生初の“壁ドン”……ならぬ“股ドン”という未知の領域を体験しています




誰か助けて下さい


不死川さんからの股ドンはヤバすぎます



『………(っ目のやり場が〜)』



不死川「おいィ！目を逸らすな！！……目を開けろォ！！」



不死川さんは乱暴に私の頬を掴むと無理矢理、目を合わせようとしてきた



『……(無理なお願いですね！！！)』



そう

どこを見れば良いのか分からぬのです





鼻同士が当たりそうなくらいに顔が近い、それにプラスして凄い怒り顔

居た堪れず目線を下げれば、不死川さんのえっちぃな胸板やら腹筋が見上げてくる

顔をそらせば不死川さんに顔を捕まれ元の位置に戻される

更に股ドンという事で、私の内ももと筋肉質でガチガチの不死川さん作の太ももが擦れる

手もがっしりと壁に縫い付けられており、逃げられない


っぁ〜〜〜〜〜！！！






不死川「何度警告したら辞めんだァ？あ"ぁ〜？懲りねぇなァ！！脳の隅から隅まで腐ってんのかィ？？」





壁ドンすらやられた事無いのに股ドンはレベルが高杉君だよ〜っ

しかもその相手がネットでスケベ柱と騒がれてた玄弥のお相手


oh......目なんて開けられるわけがない

リアルの迫力がえげつない！！私の心臓が死ぬ！！まじで！！ガチで！！




不死川「朱美から聞いたぞ。………玄弥にも手ェだしたようだなァ！！どうなるか分かってんだろうなァ！！！」





何！？少女漫画のヒロインもこんな感じだったの？！全くそんな感じなかった！！

“っ！！何でこんなのでドキドキしちゃうの！！私の馬鹿馬鹿♡”

とかだったじゃん！！！胸がはち切れそうだよボケナスが！！こんなのって何！！頭イカレとんのか！！

死ぬ！！天元様ので１回？死にそうになったのに！！また死にそうになるってどゆこと！！天元様の言ったことがよく分かったよ！！この人には着いてっちゃいけないわ！！問題ありありだわ！！




不死川「(こんなに言っても目すら開けねぇなんてなァ……冨岡より何百倍もイライラする！！玄弥にもちょっかい出して……ｸｯ)」




玄弥ぁ！！玄弥ぁ！貴方の兄ちゃんはやばいよ！！場所変わろう？？早く！今すぐに！！

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