【鬼滅の刃】腐女子の私は、悶えていたら転生した。

38の腐 ページ40

天元「何年一緒に居ると思ってんだ？あ"ぁ？」



『ごめ"っ！！ごめ"ん"って"！！！』



天元様は頬を包んでいた手で、そのまま私の愛らしい頬を潰したり伸ばしたりと弄(もてあそ)んでいた



こらぁ！！！痛いんだよ！！！自分のゴリラパワー知らねぇのか！！！天元様はよ〜？！顔の形がおかしくなったら責任とれるのか！？そうなったら、しゃくれアゴになって枕元に立ってやる！！




恨めしい気持ちをいっぱい込めて天元様を睨んだ




天元「そんな不細工な顔するな、地味だぞ。涙目にもなってんじゃねぇか……」



『(貴方様のせいだよ！！ていうか面と向かっての不細工発言は心に来る！！！)』



天元様は私の頬を弄んでいた手を止めると、太くて暖かな指で私の目元を拭いた



その手つきは本当に優しくて、合間から見える天元様の顔がとても良かった(語彙力低下)



流石は美女嫁3人と善ちゃんを惚れさす男である




天元「………お前は、朱美に噂の事する訳ねぇだろぉ？つか絶対しねぇ」




『……天元さん』





え、そんな事言ってくれるの？神なの？神様なの？そんなに信じてくれるなんて！！見直した！！頬の件は無しにしてあげる！！一生ついて行くよ！！兄貴！！






天元「そんなみみっちくて地味な事、お前がする訳ねぇしな。お前が本気出せば血飛沫でもなんでも派手に空に舞い上がるだろ？」




え……兄貴？




天元「おぉ！！今度やってみたらどうだ！！派手で良いじゃねぇか！！血飛沫！！」



『……』



天元「ならば俺が＿＿ 」



『ダメ。ストップ。お口チャックです。』



天元「血飛＿＿＿＿ 」



『だぁ"ぁああ"！！！！』





それが主な理由かよ！

私が噂の事してないっていう理由！


斜め上の返事だよ馬鹿野郎

もう一生ついてかねぇ
兄貴置いてどっか行ってやるよ





天元「何はともあれ、お前はそんな事しねぇし、他の隊士に狙われてるのは事実だ」



嬉しいような嬉しくないような……(狙われてる事じゃないよ)


つか狙われてるって何？

その言い方はまるで……ってなっちゃうよ？




『…狙われてるって、命、とか？……ハハ、冗談だ＿＿ 』




天元「かもな」



『………マジっすか』




天元「だから俺らは隊士を抑えてんだよ、派手に分かるか？……まぁお前も柱だし、自分の身は自分で守れるだろぉがよ」




無理だね




天元「御館様からは防げる怪我は防ぐようにと命を受けてる。隊士の」





私は？！

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