14の腐 ページ16
炭治郎「…い、いえ、なんでもないです!」
少しもったいぶって口を開いた炭治郎
『そ、そう』
まさか、顔に出ちゃってた?
引かれたかな?ヨダレとか出てないよね?
……これはもう仕方がないわ
流石にこれは興奮しちゃうもん
これまでだったか……私の表情コントロール
そう思いながら遠くを見つめていると、炭治郎の後ろで取っ組み合いしていたはずの2人は、どうやら勝負が着いたようで
伊之助「俺に勝つなんて一億年早ぇんだよ!!!紋逸ぅ!!!」
善逸「分かったから足どけろよぉぉ!!!」
善ちゃんは伊之ちゃんに首根っこを踏まれていた様子が目の端でうかがえた
うわ、最高
炭治郎「っこら!伊之助!!早く退きなさい!!」
はっとした様子の炭治郎が慌てて止めに入る
それをベッドから見つめる
オカンだ
あれはオカンだわ
…素敵っ!
というかなんで2人、取っ組み合いしてたんだろうね
ボーっと見ていたらどうやら落ち着いたみたいで、3人は円状になり何か話すとこちらに向き直った
3人とも影で表情が見えなかった(伊之助は被り物)
『…どうしたの?改まっちゃって』
3人の重々しい雰囲気に若干ビビりつつも、明るい声音で話す
すると炭治郎、善ちゃんは凄い勢いで頭を下げた
伊之ちゃんに関しては炭治郎が彼の頭を抑え頭を下げさせていた(本人はその力に逆らって上に押してる)
炭治郎「……本当にすみませんでした!!その、、は、裸を…見てしまって……。それに…まだ未婚の女性…なのに。」
善ちゃん「ごめんねぇぇえ!!俺、忘れるから!!忘れたくないけど!!、忘れる!!、本当にごめん!!」
伊之助「…ググ」
あ、そんなことあったね
忘れてたわ
ついさっきの事だけどね笑
全く気にしてないし、まぁ、初めは流石に恥ずかしかったけど
ゆーてこの身体、私のものでは無いし←
いや、でも今は私のか……
…………複雑〜
『顔を上げて?』
炭治郎「い、いえ!!そんな訳にはいきません!」
善逸「そうなの!!無理ぃ!!」
『………いいから顔を上げて』
少しどす黒い感じの低い声で言う
すると3人ともビクッと身体を揺らした
そして恐る恐る顔を上げる3人
ハッキリと顔を見れる高さになるとふと胸が鳴った
炭治郎と善ちゃんは頬をリンゴの様に赤く紅潮させ、目を力一杯瞑っていた
(伊之ちゃんに関しては全く分からなかった)
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蒼月(プロフ) - 林檎さん» ご指摘ありがとうございます!全然気づきませんでした。とてつもなく阿呆なミスですね!すみません!本当にありがとうございます!! (2020年12月29日 15時) (レス) id: c136cbcbae (このIDを非表示/違反報告)
林檎 - プロローグで、鬼滅隊と言ってますが鬼殺隊ですよ (2020年12月29日 11時) (レス) id: e5d0a5b681 (このIDを非表示/違反報告)
蒼月(プロフ) - 白玉の星さん» 仲間だぁぁあああ!!!作品全部拝見しますね!!!!腐の方はもう友です!!! (2020年5月2日 23時) (レス) id: c136cbcbae (このIDを非表示/違反報告)
白玉の星(プロフ) - 私も腐女子だぁぁぁ!!私の作品もよかったら見てくださいね! (2020年5月2日 23時) (レス) id: 897ea2c55e (このIDを非表示/違反報告)
蒼月(プロフ) - 宇髄サマがだーいーすーきッ!さん» いやぁぁあああああ!!!!ありがとうございます〜!!!すんごく嬉しいです!!!!ダメだ…ニヤニヤが止まらないっ!!ありがとうございます!!!実は作者もアイビス利用しております(この絵もアイビスで書いたモノです) (2020年4月20日 10時) (レス) id: c136cbcbae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:蒼月 | 作成日時:2019年9月21日 21時