ランペの女の子ちゃん

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＿＿＿＿A side ．


『大変遅れましたごめんなさい!!』




そう謝り壱馬くんから荷物を受け取って部屋の側へ置く。





L｢大丈夫？着替えとかも済んでるようだし、少しだけ声出しと体慣らしてきな。｣

『はい！』






あ、北人くんに言うの忘れてた、どうしよう、





北｢Aちゃんこっちでやろ！俺話したいことあるから…ついでに｣

『あ、うん！』






有難い。
自分から来てくれた。






北｢えっと…その、さっきはごめんね、｣

『いや、私こそ…冷たい言い方してごめんね』

北｢っ、｣






辛そう？な顔してるなーなんて呑気に考えていたら、いつの間にか目の前が真っ暗になった。
北人くんの腕の中だった。






『北人くん!?』

北｢ごめん…｣

『あ、…ううん…』






さっきの言葉が身に染みてるのか、ごめん、とだけ言うとパッと私を離した。






北｢ありがとう、じゃあ電源入れるね！｣

『うん！ありがとう』






マイクを受け取り、少々歌を歌ったりして、声出し終了。
体の方も、少々踊ってリハに戻った。






北｢今日さ、本番終わったら時間ある？｣

『？あるけど…』

北｢飲み行かない??｣

『!?ちょっと待って私が酒弱いの知ってるよね!?笑』

北｢あは、バレた笑｣






北人くん、知ってて誘ってたなら確信犯だよ…。
まあでも、今日はいいかもな。






『いいよ、行く。』

北｢ほんと!?やった。あと俺と2人だけだから、大丈夫。手出したりしないから｣

『それは当たり前だからね？今更北人くん何を言ってるのかな？？』

北｢いや一応言おうと思っただけだよごめんって｣←






よっしゃー、リハと本番頑張ろー。と腕をブンブン回して意気込みした北人くんに続いて私も、腕をブンブン回して頑張ろーって言った。








後ろでそれを撮影している女子マネージャーさんがいるとも知らず。






女マ｢メンバーの一人だからって調子乗らないでよね…｣

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