ランペの女の子ちゃん

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＿＿＿＿A side ．


『すみません遅れました!!ほんとにすみません!!』





あぁぁ、遅刻の皆勤賞が…←
今まで遅刻したこと無かったのに、なんで…。





北｢ごめんAちゃんほんとに!!｣

『え!?なんで北人くんが謝るの？』





着替えようと別の空き部屋を使おうとしたら走って謝ってきた北人くん。






『いや、私が1番悪いから、北人くんは気にしなくていいよ』

北｢でも、｣

『ごめん着替えるから』






そう言って部屋の外に追い出して着替え始めた。
え？冷たい？
いや、着替えたいのに、しかも時間やばい時にあんな時間かけられたらあぁもなるって。






北｢Aちゃんごめんね、ほんとに…怒った？｣






が、ち、で？
追い出したのにまだそこいる訳？
有り得ませんさっさと戻ってくれないかな…。
怖い怖い。






『怒ってないけどまだそこいたの？リハ始まるから私は置いてっていいし、早く行きなって』

北｢でも…｣

『ごめん、早く行きなよ。冷たいと思うかもしれないけど周りに迷惑はかけないで』

北｢う、うん｣






焦っている北人くんの声が聞こえなくなり、パタパタと足音が聞こえた。

後で謝ろうかな…。






壱｢Aちゃん？｣

『壱馬くん、？なんでまだいるの？時間やばいよ』

壱｢いや荷物持つわ。Aちゃんだって荷物持ったままじゃ走れんし。ほらはよ行くで｣

『あ、ごめん、今出る！ありがとう！』






外に出ると壱馬くんがポッケに手を突っ込んで立っていた。






『本当は遅刻する私が悪いんだけどさ』

壱｢当たり前やん｣

『ゔっ…いや、本音言わなくても…』←

壱｢自分が悪いのを北人に当たっちゃダメやで。北人落ち込んどった｣

『ごめん…』






壱馬くんは良き相談相手というか、助け船？を出してくれる優しい人。
悩み無いんですか壱馬くん。←

と思ってたらおデコにデコピンされた。






『いった！』

壱｢考え事すんなや、な？笑これからリハやで。集中しんと｣

『分かってるよ！笑』






事務所の廊下を走りまくって、皆がいる場所へ向かった。

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