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『お母様、お手紙が来ているわ』
母｢あら、本当に？今行くわね｣
そうお母様は言い、玄関の方に来た。
イギリスの住宅街、普通の家に住んでいる。
私、お母様、お父様、お兄様の4人。
エーデル家だからといって、これといって特別な家庭な訳でもない、普通の家。
…だけれど、エーデル家の先祖、私の曾曾お祖母様は、癒し、救い、疲れを取り除く歌声を持っており、この歌声はかの有名なヴォルデモート卿ですら欲しがった。
母｢あら、これは…A、開けてみなさい、あなた宛よ。｣
『私に…？大半がお母様とお父様宛でしたのに』
母｢いいの。私は先に戻ってるわね｣
『はい…』
なんだろう、これ。
名前は書かれておらず、ただ赤いサインがしてあるだけのシンプルな手紙。
表、裏を返してみても何も分からない。
恐る恐る封を開けてみると、一通の手紙が入っていた。
『…｢この度、A･エーデルはホグワーツの入学を許可されました、つきましては…｣…ホグワーツって…！お母様！』
母｢あら、見たのね。そうよ、A。貴方ホグワーツに入学出来るのよ！｣
『凄い…私が？でも、お母様と同じところになれるかな…それに、お兄様はダームストラングなんでしょう…？私、ボーバトンに行きたかったわ…』
母｢何を言っているの…！ホグワーツも歴史あって、とても素敵な所よ？お父様もホグワーツなの｣
『じゃあ、私…本当にホグワーツに行くの？』
母｢ええ！楽しみね｣
『お母様…ひとつ、不安なことがあるの…』
そう言うと、お母様は急に真面目な顔になった。
わかる。
私の声の問題…。
母｢喜んでばかりもいられないわね…貴方の声の事よね。…良い？ホグワーツにはスリザリンという寮があるの。｣
『スリザリン…はい。』
母｢そこはかつて、有名なあの…分かるわよね？例のあの人。あの人がいたの…｣
『それは本当…なの…？』
母｢ええ…だから、決して…スリザリンには…近付かないで欲しいの。もし、スリザリンになってしまったなら私はそれでも応援するわ。私達だって純血の一族ですもの｣
『はい…』
母｢だけれど、約束してね。…貴方は、私達の娘なの。絶対に、悪の方へ走って欲しくはないの。貴方の歌声はどんな人でも救ってあげれるの。だから、容易に歌ってはダメよ？｣
『はい…！お母様』
母｢友達を沢山作って。怪我ないように。｣
『はい…！』
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ナナマカロン(プロフ) - 真昼さん» 最高だなんて😭ありがとうございます！頑張ります！🙏🏻 (2022年4月20日 19時) (
レス) id: 22df617634 (このIDを非表示/違反報告)
真昼 - わわっこれは最高ですな！応援しています♪( ´▽｀)更新頑張って下さい(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾ (2022年4月19日 23時) (レス) @page6 id: fd1f3f2e2a (このIDを非表示/違反報告)
ナナマカロン(プロフ) - himamoさん» すみません続きが出来てなくて…(泣)ありがとうございます！ (2022年3月10日 22時) (レス) id: 22df617634 (このIDを非表示/違反報告)
himamo(プロフ) - 凄く気になります！次の更新を楽しみにしてます！ (2022年3月10日 21時) (レス) @page4 id: fc30cf2b46 (このIDを非表示/違反報告)
ナナマカロン(プロフ) - アニメ大好きさん» わ！ありがとうございます笑こちらこそ読んでくださりありがとうございます！楽しみにしててくださいね😏 (2022年2月4日 16時) (レス) id: 22df617634 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ナナマカロン | 作成日時：2022年2月2日 19時
