42話 ページ43
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「俺ん家だぜ？倉持。」
練習着に着替えた真田君が
そんな事を言いながら私の隣にきて
なー？と、私の顔を覗くように
首を傾げてくる。
『嘘つかないの！』
真田君を睨むと
ニッと笑顔を向けられた。
「嘘じゃないだろ？
今日は、うちにいただろ？」
「はぁ？？」
『真田君黙って！』
真田君の口を片手で塞ぎ
倉持の方を見ると目を細められた。
『昨日たまたま飲み会で会ったの！
話し聞いてもらってるうちに
私が潰れちゃって…』
本当の話しではあるが、かなりイタい。
ましてや鋭い倉持にかかれば
色々と見透かされている気がする。
「何？お前らやったのか？」
ストレートな質問に
思わず言葉を詰まらせてしまった。
記憶は綺麗サッパリないが、
朝に真田君に聞かされた話しを思いだし
下手な言い訳を言えなくなってしまった。
すると、真田君が塞いでいた私の手を掴んで
自分の口から離した。
「だってよー？
前から気になってた女が
ようやくフリーになったって聞いて、
自分の前で酔い潰れたら
連れて帰るしかねぇーじゃん？」
真田君は、いつもの様に
軽い感じで話し出し軽く首を傾げて
倉持の方を向いている。
「で、無抵抗なのをいいことに
襲っちまったってわけな？
でも、Aちゃん覚えてねーらしいし
ノーカンじゃね？」
ははっと笑っている真田君に
眉間のシワが取れないままの倉持が
深くため息をついた。
「てめぇは手、早すぎんだろ。
…まぁいいわ！
A、練習終わったら顔貸せな？」
『えっ…やだ！』
チラッと私の顔をみてから
グラウンドの方に歩いて行く
倉持の背中に真顔で答えた。
「うるせー！
お前に拒否権ねぇからな！」
首だけをこちらに向けてそう言うと
グラウンドへと行ってしまった。
『ねぇ…なんで本当のこと言わなかったの？』
「ん？」
朝言っていたことと
違うことを言っていた
隣にいる真田君を見上げると
軽く首を傾げて、
本当のこと言った方が良かったか？
なんて、悪戯っ子のような顔で
言われてしまった。
『それは、困る。』
「じゃあ、貸し１ってことな！」
ニッと私に笑顔を向けると
持っていたタオルを渡され
今日、俺の専属のマネやって？
と言われた。
真田君は貸し１と言うが
昨日の醜態の後では、
個人的には貸し２だ。
マネぐらいはしてあげないこともない。
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メグ(プロフ) - もちろん待ちますとも〜！(o￣∇￣o)（笑） (2015年2月6日 21時) (
レス) id: 984dfe7c01 (このIDを非表示/違反報告)
りせママ(プロフ) - 愛さん» 私なんかの話で、涙なんて…(>_<)勿体無い！！もったいないですー！！ (2015年2月6日 21時) (レス) id: 12304ceda7 (このIDを非表示/違反報告)
りせママ(プロフ) - メグさん» ほんとにもう少しだけ、真田君にお付き合い願います(>_<)彼も、頑張らせるんで(￣▽￣)wwお待ちをー！！！ (2015年2月6日 21時) (レス) id: 12304ceda7 (このIDを非表示/違反報告)
愛 - 何だか切ない気持ちでいっぱいになり涙がっ…!! これからの展開がドキドキです!! (2015年2月6日 21時) (レス) id: 6e2b9a18c0 (このIDを非表示/違反報告)
メグ(プロフ) - りせママさん» どんな展開に持ってくるのかめっちゃ楽しみデス+ﾟ｡*(*´∀｀*)*｡ﾟ+ 真田もスキだけど…やはり御幸とのイチャコラが（笑）アホですいません（笑） (2015年2月6日 20時) (レス) id: 984dfe7c01 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りせママ | 作成日時：2014年12月1日 20時
