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35話 ページ36

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言われた待ち合わせ場所に集まり
お店に着くと
既に相手の男性達が座って待っていた。




一也と付き合っていたおかげで
合コンとは無縁だった私は、
その場の雰囲気に少し緊張していた。




「こっち、一人遅れてくるって言うから
先に始めようぜ?」




お店に来るまでに
どんな人が来るのか尋ねると、
倉持と同じ大学の人と言うから
知り合いがいるんじゃないかと
内心ドキドキだったが、
知らない人ばかりで安心した。




自己紹介を終えて
ドリンクを頼もうとメニューに
目を通していたが
私が飲む物なんて決まっている。





「えっと…Aちゃんは?」




そう聞かれて答え様と口を開くと、
友達に遮られ
私が頼もうとしていたものとは
全く別の物を頼まれてしまった。





『クーニャンとか、私飲まないよ?!』




コソッと友達に耳打ちすると
知ってるわよ!
と、言われた。




「どうせ、生って言うつもりだったんでしょ?
合コンでいきなりビールって、
可愛げなさ過ぎ!!
おとなしく、カクテル飲んでなさい!」





合コンって、いろいろ大変なんだなぁ…
なんて思いながら
ここは、合コンマスターの友達に
身を委ねることにした。






「もしかして、Aちゃんて
合コン初めて??」





私の正面に座っている人に
ニコニコと笑顔を向けられ
相手の顔を見ながら頷いた。



駄目だ…さっき自己紹介したばかりなのに
名前が思い出せない。
興味無さ過ぎて
全然覚える気が無かった。





「そうなの!竹中君!
A、高校から付き合ってた
社会人の彼氏がいたんだけど、
最近別れたんだって!!
だから初めての合コンなの!」




友達が割り込んでくれたおかげで
彼の名前が竹中君だと言う情報を手に入れ
ホッとしたが、
余計な情報まで流されてしまった。








「…その話し、マジ?Aちゃん?」






背後からかけられた声に
反射的に振り向くと、
見覚えのある顔が
私の方を見て笑顔を向けていて
目を見開いてしまった。









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しばらく、奴のターン…( ̄▽ ̄)ww







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メグ(プロフ) - もちろん待ちますとも〜!(o ̄∇ ̄o)(笑) (2015年2月6日 21時) (レス) id: 984dfe7c01 (このIDを非表示/違反報告)
りせママ(プロフ) - 愛さん» 私なんかの話で、涙なんて…(>_<)勿体無い!!もったいないですー!! (2015年2月6日 21時) (レス) id: 12304ceda7 (このIDを非表示/違反報告)
りせママ(プロフ) - メグさん» ほんとにもう少しだけ、真田君にお付き合い願います(>_<)彼も、頑張らせるんで( ̄▽ ̄)wwお待ちをー!!! (2015年2月6日 21時) (レス) id: 12304ceda7 (このIDを非表示/違反報告)
- 何だか切ない気持ちでいっぱいになり涙がっ…!!  これからの展開がドキドキです!! (2015年2月6日 21時) (レス) id: 6e2b9a18c0 (このIDを非表示/違反報告)
メグ(プロフ) - りせママさん» どんな展開に持ってくるのかめっちゃ楽しみデス+゚。*(*´∀`*)*。゚+ 真田もスキだけど…やはり御幸とのイチャコラが(笑)アホですいません(笑) (2015年2月6日 20時) (レス) id: 984dfe7c01 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:りせママ | 作成日時:2014年12月1日 20時

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