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料理 ページ5

「…」





ひでぇな、これ。



目の前に広がる汚物をぼーっと見つめてみる。


無論、そんな事をしたって目の前の光景は変わらない。





YouTubeに出したら、1発でバンくらうなこれ。どー見たってうん こにしか見えん。



コゲくせぇし。




絃歩と社長が人工のゲ ロ作っとったけど、これ人工のう んこだな。









「りゅー!」



ここはシェフに任せよう。






ま「どうしたー?…ってくっさ!は?しかも煙すげぇし!火事でも起こしたんか」




起こしてねぇよ。






家事はしたけど…




ま「げほっ、ごほっ…何したらこうなるん?」



「料理しとっただけたい」




ま「料理って……これ?」



何でそんな顔すんねん。




確かにとても料理とはいえない代物が並んどるけど。






料理というか、良くいってうん こだけど。







ま「うん こ?」


「言うなよ。言わんようにしとったんやから言うなよ」


ま「wwwwごめん。Twitterあげてええ?」



良いわけねぇだろ。




「ダメとか言ってもあげるやろ」



ま「うん」





もう写真撮っとーし。





「シェフの力でどうにかしてくれん?」



ま「いや、ここまできたらどーも出来んよ!(笑)





まじで何作ろうとしたん?」







「…カレー」



ま「え?」



頼むからこっち見んな。




悪かったな、カレーも作れんで!





「やけん、カレー」


ま「あぁ、すまん。いや、ほら、カレーってレシピ見んかったら、結構むずいやん!」




「レシピ見た」








ま「……一緒に作るか」

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作者名:天ヶ崎音 | 作成日時:2022年11月28日 23時

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