メリークルシミマス ページ19
12月25日。
恋人たちが、トナカイの被り物やらサンタのコスチュームやらを着て街中を練り歩く1年の中で最もクソ……素晴らしい日だ。
はぁ…俺は一体何をしとるんやろ。
こんなくそさみぃ中、買い出しに行かされてリア充がリア充してるとこみるとか何の罰ゲームやねん。
「はぁ…うわ、最悪や」
知らん間に、元カノとの思い出の場所に来てしまった。
懐かしー、最悪やー、誰か俺を救ってくれ。
男「あ!!A様!」
ん?その呼び方…
男「A様!僕です!あの、ストーカーの!」
「おー!やっぱお前か。何しとるん?こんなとこで」
男「あ、彼女と来てて…」
「彼女?!おまっ、お前、彼女おったん?!」
男「実は、あの後ずっと好きだった幼馴染に告白して、付き合ったんです。ありがとうございます!A様のおかげです!」
問題
俺のファンでストーカーしてたやつに彼女ができて、俺のおかげだとキラキラした目で見つめられた時の俺の心情を答えよ。
「よかったな。あれから学校はちゃんと行っとんのか?」
男「はい!あ、でも前のとこはやめて今は通信通ってて、ゆっくり自分のやりたい事見つけようかなって」
「何だよテメェ、随分男前になったじゃねぇか。コビーかよ」
男「へへっ」
「彼女のこと、幸せにしてやれよ」
男「はい!これからもA様の事応援してます!」
ハッピーメリークリスマス…
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作者名:天ヶ崎音 | 作成日時:2022年11月28日 23時