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しばらくして、他のメンバーも事務所に来た。





私も、少しずつメイク道具を準備していく。


「よし、じゃあ準備終わった人からメイクしていくのでこっちにお願いします」


「Aさん、終わりました!」




私がちょうど筆を持ったくらいで、ふぉい君が飛び込んできた。


後ろの方でまる君と脇君がニヤニヤしながらこっちを見ている。



「心配せんでも、1番はふぉいよ」


「俺らまだ終わっとらんし(笑)」




「うっせ!」


ふぉい君が2人を睨むと、2人はニヤニヤしながら肩をすくめた。





仲良いな(笑)








「じゃあ、ふぉい君、こっちに座ってください」


「お願いします」



「はーい」



ふぉい君は、すごく綺麗な顔をしている。多分、外国の血が入ってるんじゃないかな?それくらい綺麗。


「また、ゲームしたやろ?」



「へへっ、バレました?」




「へへじゃないよ、もー…せっかく綺麗な顔しとるのに。好きな事するのはいいけど、体壊したらダメだよ」


「心配してくれんですね、優しー」






ふぉい君の綺麗な顔は、基本的にやる事がない。隈隠しくらい。だからいつも涙ぼくろを付け足してあげる。



「やっぱ、涙ぼくろ入れるとセクシーになるね。かっこいいわ」


「あざっす」




「はい、交代!次ー。あ、銀太くんまだ寝てるよね?」


「そうっすね…」





メイクが終わった後、ふぉい君はいつも悲しそうな顔をする。捨てられた子犬みたいな顔をするから、ついつい構ってしまう。


「ふぉい君、今日のメイクすっごい上手くいったんよ。やけん、撮影頑張ってね」




「うっす」

sideふぉい→←2



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なる - 久しぶりに泣きました!こんなに良い作品を作ってもらってほんとに感謝です、、!ありがとうございます! (2023年1月27日 21時) (レス) @page33 id: 0a17aac8c4 (このIDを非表示/違反報告)
コットン - 毎日更新してくださりありがとうございます!次のお話も待ってるよ(о´∀`о) (2022年11月13日 9時) (レス) @page33 id: cdf631467a (このIDを非表示/違反報告)
サママリネ - めちゃ良かったです! 次のお話も楽しみにしてます✨ 更新頑張ってください❤️‍🔥 (2022年11月13日 8時) (レス) @page33 id: accb57b751 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:天ヶ崎音 | 作成日時:2022年10月30日 23時

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