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「Aさん、Aさん!」


「なに?」



「Aさんって、ぶっちゃけふぉいの事どう思ってるんすか?」


まるで少年のようにキラキラと目を輝かせながら聞いてくるのはまる君だ。



グループの中でも可愛い担当を担っている彼には、少し女の子らしいメイクをしている。





そんなメイク中に、突然質問をされて少し戸惑った。



「いや、どうって、、うーん…弟みたい、かな?」



「えー?!ガチっすか!でも、ふぉいってカッコよくないっすか?」



「カッコええけど、弟属性やない?どっちかていうと」


「あぁ、まぁ確かに」



まる君が何を言いたいのかわからなくて、ついメイクをする手が止まってしまった。


ふと気がついて、再びメイクをしていく。




「そっか、弟か…ふぉい頑張らなな…」




ブツブツと何かを言い続けるまる君に首を傾げる。



さっきから何が言いたいんだろう…





その時、バシンと音が鳴ってまる君の顔が落ちた。





「あ」



「いってぇーー!」



「お前はさっきから何を言うとんねん!このバカ!」


ふぉい君が顔を真っ赤にしながら、まる君を睨みつけている。


さっきの衝撃で、まる君のアイラインが凄いことになってしまった。



「もー、何やっとん?ふぉい君、急に動かしたらあかんやろ。まる君、こっち向いて」



「へへーん!怒られてやんの!」




「煽らない!……よし」



「すんません」


「ん、ええよ。じゃあ、まる君も終わったし、銀太君呼んできてくれる?」





「はい」



綺麗にハモった2人。


さすが兄弟だな(笑)

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なる - 久しぶりに泣きました!こんなに良い作品を作ってもらってほんとに感謝です、、!ありがとうございます! (2023年1月27日 21時) (レス) @page33 id: 0a17aac8c4 (このIDを非表示/違反報告)
コットン - 毎日更新してくださりありがとうございます!次のお話も待ってるよ(о´∀`о) (2022年11月13日 9時) (レス) @page33 id: cdf631467a (このIDを非表示/違反報告)
サママリネ - めちゃ良かったです! 次のお話も楽しみにしてます✨ 更新頑張ってください❤️‍🔥 (2022年11月13日 8時) (レス) @page33 id: accb57b751 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:天ヶ崎音 | 作成日時:2022年10月30日 23時

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