貴方は何者……？［2］〈Ren.N〉 (ページ12)

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『…それはね、

私の好きな人は、本当は全っ然色白じゃないの。金髪とか茶髪になると、頭の色と顔の色が同じなんじゃないか？って思うくらいに！ホントに面白いでしょ？笑…でもね、そんなとこも、ぜーーーーんぶ好きなの。』

なぁA、期待してもええ？

俺が胸がいたんだ理由が、"色白"という発言。

でも、それが違う。
自分で言うのもなんだけど、よくメンバーに言われることを言われた。

『廉。』

なぁ、A。

『…』

あぁ、もう無理や。

『…私は廉がs「好きや」…え？』

「Aが好きや。奏って言われた時からずっと。」

あぁ、思いが

「Aのその嬉しそうに話す顔も、二人でいる時にする顔も、たまに髪の毛クルクルする癖も、俺がポロッと言った言葉を冗談で返してくれる時の笑い方も全部全部ぜーーーーんぶ大好きなんや」

なぁ、A。お願い。

「A……」

俺は絶対に離れたりせんよ。もうきっとA以外の女になんて目もくれないよ。

だから

「…Aが好きです。

俺と

付き合ってください。」

Aは涙を流していた。

『…私ｯｯ、つい最近まで……この前会った人のことが好きだった…でもね、廉といる時の方が…ｯ､中学の時よりも、ずーーっとドキドキしたりﾋｸﾞｯ､一緒にいるだけで楽しかったり、ちょっとした仕草もｯ可愛いなぁとか、あ、今の初めて見た癖だなぁなんてｯｯｯ思いながら見てる自分がいてｯ…最初は疑った。丞に失恋してから、恋なんてしてなかったから…でもね、今日廉に佐野をつけさせたので気づいた。

佐野はこの家で一番信頼出来る執事。そんな人を、何とも思ってない人につけるわけが無いでしょう？それで、私にとって今一番大切なのは、廉だって気づいたの。』

Aはそう言った。

そして

『…これから、神楽岡Aの彼氏として生きていかなきゃダメなんだよ？』

「うん」

『…ｯ、仕事だって忙しいから…デートらしいデートなんて出来ないかもよ？』

「俺も忙しいし、職業柄出来ひんよ。」

『…私、家柄的に男の人にプライベートで会わなきゃ行けないことなんて沢山あるんだよ？』

「…それは嫌」

『…廉は、私がどんな時でも廉のことを一番に想ってるって信じてくれる？』

そんなの…

「当たり前や。俺もどんなやつとおっても、Aのことずーっと考えとるわ」