出戻るつもりなんてなかった

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確かに諸伏君だけに君つけてるのってなんか差別してるみたいだよね…




『ごめん、意識してなかった』


降谷「特に意味は無いんだろ？君つけてたのだって」


松「…まぁ、何かあったら言えよ？俺らは何時でも相談に乗ってやるからな」


萩「言うね〜陣平ちゃん」





『…いや、実はさ』





なんで言おうと思ったのかなんて分からないけど、言いたくなった




彼らに彼の事を呪術の言葉を使わずにやんわりと話した



…勿論名前も出していない




__________
_____



諸「じゃあ、その後輩に俺が似てるのか」


『…うん、やだよね死人に似てるなんて』


諸「そんな事ないよ！桜夜の知り合いに似てるなんて光栄だ」


『やっぱり優しいね…諸伏も』


諸「！…あぁ、ありがとう」







この日を境に私は諸伏君というのを辞めた







そして更にここからは色々皆でやったのを覚えている





萩原のドラテクを見せられたり、諸伏が気にしていた犯人を当てたりなどだ…







____________あぁ、楽しかったなあの頃







警察学校で過ごした思い出は今でも私の胸の中にある













『…元気かな皆』




そうポツリと呟いた私の声は静けさに打ち消された

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