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28話# ページ28

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盛大な拍手と共に並べられた椅子に座り、トークをし出した彼ら。


 「センラ五月蝿かったで、間奏やからって気抜きすぎや笑」

 「えー‥‥‥やってさ、気持ち悪って聞こえてんで?」



そうセンラがいった途端、私に女子の視線が刺さる。どうやら周りにも気持ち悪っと言ったのが聞こえていたらしく、少し恨みを買ったようだ。



居心地が悪くなって、面倒だからと席を立って体育館から去ろうと彼らに背中を向けると案の定食いついてきた。



 「先輩、マネージャーなのにどこ行くんですか」

 「御手洗いだわ」




そう言うと浦田くんは申し訳なさそうに「ごめんなさい」と顔を背けていった。そんな浦田くんの姿を見ていられなくて、唇を噛み締めた時。誰かの鋭い視線を感じた。


多分、いやきっと、こたぬきさんだ。



 「大丈夫?A」



友人がすかさずやって来て、私を取り囲んでくれた。守ってくれるかのように、素早く体育館を後にする。


 「ごめん、迷惑かけて」

 「ええけど‥‥さっきの、過激派で有名な奴や、気いつけや」

 「うん、まあ、大丈夫やろ」



あの人の恨みなんか何度買ったことか。今まで皮肉ばっかり言われていたが、別に害は与えてこない。浦田くんに嫌われたくないから手を出せないだけで、悪口を言われるだけ。



(慣れっこだわ、かかってこいや)



そんな時、イケメンみたいなヒーローが飛び出してきてくれたら、なんて私にもまだまだ乙女思考は残っていたみたいだ。頬を叩いて、休憩時間に必要な水分を調達する事にした。


 「‥よし、頑張ろ」


放課後の事を考えながら、私はいしし、と笑ってやった。

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ちょこ - とてもよかったです!それぞれと結ばれたあとのお話が欲しいです! (2019年8月17日 15時) (レス) id: 1b1d47c664 (このIDを非表示/違反報告)
shiyu(プロフ) - ちゃちゃるさん» ありがとうございます! 更新頑張りますね! (2019年4月12日 18時) (レス) id: ca77629a28 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃちゃる(プロフ) - めちゃくそ面白いです!!!!続き楽しみに待っています!!!!!!!!! (2019年4月7日 17時) (レス) id: f718a04fcb (このIDを非表示/違反報告)
シュリンク(プロフ) - スイ(さぶ)さん» そうなんです!ゲームと同じ設定にしたので若干呼び方や口調などに違和感等々あるかもしれませんがその場合は緩く目をつぶってくださると嬉しいです(汗)コメントありがとうございました! (2019年1月7日 22時) (レス) id: 7f0c200b78 (このIDを非表示/違反報告)
シュリンク(プロフ) - ゆずの実さん» ありがとうございます(汗)更新2人共々頑張りますのでこれからも作品にお付き合い頂けますと嬉しいです! (2019年1月7日 22時) (レス) id: 7f0c200b78 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:シュリンク&ハゲつるマン x他1人 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2018年12月22日 11時

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