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4:お迎え準備 ページ6

〜次の日〜

なんともまぁ運がいい事に、今日は学校がおやすみなのだ!

「と、言うわけで」

秋斗「どういうわけで?」

「お家を兄さんを迎えるにふさわしい状態に飾り付けしようと思います!」

秋斗「そういうわけね。もちろん!やろやろ!」

「昨日兄さんに会えるのが楽しみすぎて寝れないからもう既にほとんど終わらせたんだよね」

秋斗「通りで夜中物音が凄かったのね...」

流石の秋兄も苦笑を隠しきれないようだった。

秋斗「あとはどこやるの?」

「高いところ!」

秋斗「あー...なるほど?」

やばい秋兄がめちゃくちゃニヤニヤしながらこっちを見てくる。

「チビじゃ無いもん!」

秋斗「誰もそんな事言ってないけどなぁw」

「このー!」

からかいつつも秋兄は何も言わなくてもさっさといい感じに飾り付けを終わらせてくれた。

「ありがとう!」

秋斗「俺がいなかったらどうするつもりだったの?」

「だ、だから弄るなぁ!この...このなんか謎にというか無駄に腹筋割れて筋肉やばい身長が高いヤツめ!」

秋斗「褒め言葉でしかないよ」

「ムキー!!!」

秋斗「わっちゃん今身長何cmだっけ?」

「...155cm...」

秋斗「えっちっs...俺が197cmだから...身長差は42cmだね...っふふ...やば...w」

「ドクターストップされてるくせに筋トレしてるヤツめ...今度お医者さん言った時チクるもん...」

秋斗「ごめんってそれはやめて欲しいなぁ...」

「まぁもうバレてるだろうけどね?秋兄は筋肉つきやすくて落ちにくい体質なんだから」

秋斗「やばいなぁ...ってそんなことより!ご飯作らなくて大丈夫?」

「そういえば!」

なんか無理矢理話を逸らされた気がするけど、言われてみれば確かに作らなきゃ!

今日のために奮発したんだからね!

秋斗「料理は任せてよ♪わっちゃんは食器の用意してくれる?」

「わかった!」

私達は準備をしつつ、次の曲についても考えることにした。

秋斗「次の曲さ、どんな感じがいいと思う?」

「んー...そろそろ春だから暖かくて包み込まれる感じでふわふわしてるの!」

秋斗「なるほどなるほど...そういえばもう春か...」

「早いなぁ...」

秋斗「...よしわかった。おかげさまでだいたい曲のイメージはできたよ」

「流石天才!」

秋斗「そんな事無いって!も〜!」

こんな話をして盛り上がっていたから気づかなかった。


















兄さんが帰ってくる時間がもうすぐだということを。

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作者名:若葉 | 作成日時:2022年2月1日 22時

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