脈アリ【占い師･イライ】 ページ2
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「あ、イライさんだ！こんにちは！」
「あぁ、Aか。こんにちは」
荘園の館。ここは私達サバイバーとハンターが住む所だ。
彼女は、最近来たばかりのA。職業は殺し屋だったらしい。だが、これは過去の話だと前に聞いた。
今では古本屋を営んでいるが、気付いたら会計場所の机に招待状が置いてあったらしい。
そして、彼女は少し不思議なところがある。
「イライさんってスカート履くの好きなんですか？」
「えっ…、あぁ…これのことかな？これはスカートではないし、別に好きな訳じゃないよ」
「え、そうなんですか！？私ったら勘違いしてました…。ごめんなさい！」
不思議というか…少し抜けているのかもしれない。
そして、そんな可愛い彼女に私は惚れているのだ。だから、こうやって共に話すのは楽しい。
「大丈夫だよ、気にしないでくれ。…そういえば、庭の方に行こうとしていたけど、何か用があったのかい？」
「あ、そうでした！この前、マリー様と本を一緒に読む約束をしていたんです！」
「今日は晴れなので、庭で読もうかと思って！」と言う彼女の笑顔が私の胸をキュッと締付ける。
きっと今の私は表情筋が緩みきっているだろう。彼女と話すのが楽しくて、女であるマリーの元へ行かないで欲しいとさえ思ってしまう。…これがいわゆる嫉妬ってやつなのかな。
すると彼女は、顔を真っ赤にしてこちらを見てきた。
「あ、あの、イライさん…？」
「ん？何かな？」
「えっと…その…て、手が…」
「え、手…？…あっ」
私は気付かぬうちに彼女の手を握っていたらしい。まさか思っていたことが無意識に出てしまったのか…？
「す、すまない！わざとでは…」
「あ、いえ！良いんです！私的には…むしろ…」
Aは後半になると声を小さくして俯いてしまい、よく聞こえなかった。
「え…なんて？」
「ぁー…この際言ってみようかな…」
「私ももっと一緒にいたいなぁ…なんて」と言い、頬を赤く染めながら笑う。
(これは、脈アリなのか…？だとしたら…)
「ねぇ、私ともう少し話さないか？君が断るならいいけど…」
と言えば笑顔になり、食い気味で首を縦に振るA。
そんなに勢いよく振っては首がもげそうだが、そこまで必死になる彼女も可愛く思えてしまう私は、相当重症なのかもしれない。
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文字数足りない…
イライさんの口調も不安定…
胸きゅん要素も足りない…
三拍子揃っちゃった←
作者からの御礼(飛ばしてOK)→←闇の光【写真家･ジョゼフ】
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白澤 晴夜(プロフ) - ミヌさん» コメントありがとうございます！そう言って貰えてとても嬉しいです！これからもよろしくお願いします！！ (2020年2月5日 19時) (
レス) id: 5742d2c832 (このIDを非表示/違反報告)
ミヌ - めちゃくちゃ好きです！ (2020年2月5日 19時) (レス) id: 55d5b08bae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：晴夜 | 作成日時：2020年1月19日 0時
