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私が自販機の前でしょんぼりしていると私のすぐ横から腕が伸びてきて自販機にお金を入れた
「え？！あっすいません！！！」
まさか後ろに人が待っていたと思わず勢いよく立ち退くとその腕はなぜか掴まれた
「へ？？」
「逃げんなっつうの」
腕を掴んだ人を見上げているとそこには見覚えのある銀髪
「三ツ谷くんだ！！」
「声でかいつーの」
「久しぶりだね！」
「だな」
三ツ谷くんは微笑んで私の頭を荒っぽく撫でる
まさかこんなとこで会うと思わなかった
でもなんか気まずいな…
だってあれから三ツ谷くんは私が連絡先を渡したのに一度も連絡をくれなかった
連絡先を交換した時、三ツ谷くんは携帯の充電が切れていたから私から紙にかいた連絡先を渡したけど連絡は来ない
私は三ツ谷くんの連絡先を知らないから連絡はできないし、バイト先に行っても迷惑がられるかもしれないし
正直嫌われたんだなって思いながらショックを受けていたところでの再会
「で、お前は何飲むの？」
「え？？三ツ谷くんの分じゃないの？」
「いいから」
三ツ谷くんは再び私の腕を引くと自販機の前に私を立たせる
そのすぐ後ろに三ツ谷くんがいるような状態
距離が近すぎて、三ツ谷くんから香る爽やかな匂いがわかるし、一歩でも後ろに下がればぶつかってしまう
なんだか恥ずかしくて固まっていると、三ツ谷くんが私の首元に腕を回し私の肩に顎を乗せる
「…み、三ツ谷くん？？
あの近過ぎじゃ…」
「早く決めねえの？」
片方だけ口角をくいっと上げて、私の方を見つめるためあまりの至近距離にドキドキする
「い、い、いち…みる…」
「なんて？？」
緊張してうまく口が回らない様子を見て、また揶揄うように笑った
なかなか動こうとしない私を見兼ねてか三ツ谷くんが腕を伸ばしてイチゴミルクのボタンを押す
ガコンと下に落ちたいちごミルクを取ろうとすると三ツ谷くんが先に後ろから取り上げて私の頬にピタッと当てた
「冷たいっ！」
「ほら」
「ありがとう！
お金は今度返すから」
「いらねえよ
返さなくていい」
「え、でも…」
それって私と会うっていう口実を作りたくないからかな…？
勝手にネガティブなことを考えて落ち込んでいると、三ツ谷くんは再び頭をポンポンと撫でた
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のん(プロフ) - 初めまして。続き見たいです。 (6月20日 1時) (
レス) @page50 id: 178869710c (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - 待ってました！！絶対読みにくるのでまだまだ書いてください！！ (6月18日 23時) (レス) @page50 id: 152d2ae69a (このIDを非表示/違反報告)
ぽぽ(プロフ) - ゆずさん» コメント頂きありがとうございます！ちょいちょい様子見しながら決めていきたいと思います！ (6月17日 23時) (レス) id: beb51aacfb (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - 更新見て飛んできました🥺🥺まってます❕ (6月17日 23時) (レス) @page50 id: 843a0c5854 (このIDを非表示/違反報告)
れな(プロフ) - 最高です最強です文才天才すぎです大好きです、、良ければもっと続きがみたいです(更新良ければ時間ある時にでもお願いします！！完結までついて行かせてください！ (2023年1月20日 5時) (レス) id: 5c55cc0d78 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽぽ
| 作成日時：2021年10月9日 20時
