番外編【3人で・続】 ページ6
『ヒロト、どこに行く予定なの？』
灰崎と合流した後、バスを使って少し都会の方へ出てきた。キャンプの周りは木々で囲まれているのとは逆に、色々な建物やお店が建ち並んでいる。
ヒロト「特に俺は決めてねェ。」
灰崎「は？」
『えぇ！？どうするの！？』
ヒロト「お前が行きたいとこに行こうと思ってたんだよ！」
『え！そうなの？』
ヒロト「…お前が何好きかよくわかんねぇし…とりあえず、行きてェとこ探せ。俺は着いてく。…おい、灰崎。お前もそれで良いよな？」
灰崎「なんでもいい。」
ヒロト「ﾌﾝｯ…ほら、早く行きてェとこ見つけろ。」
『え、あ、はい！』
ヒロトの言葉に“うーん”とAは辺りをキョロキョロとする。“何か欲しいものはあっただろうか？”、“自分の好きそうなお店はあるだろうか？”と色々と考えながら見回す。灰崎は中々決められないAを見て、同じく周りを見た。
灰崎「…あそこはどうだ？」
灰崎がとある店を指して言った。その声でそちらの方をAとヒロトは見る。指す方には、オシャレな雑貨屋が。キラキラとしている外観は“女の子”と言うよりも、“女性用”の雑貨という雰囲気。Aはこの世界では14歳。だが、前世では高校生だったのだ。この世界の見た目によらず少し大人びた物を好むのも無理はない。Aはそのお店を見て、目を輝かせていた。
『いーじゃん灰崎！あそこのお店！行こう！ね、ヒロト！いいでしょ？』
ヒロト「お前がいいならどこでもいい。」
『やった！』
ｷｯと灰崎を睨みながら、Aに言い返す。Aはずっと店の方を見ながら話していたので、2人の睨み合いには気づいていない。ヒロトからのOKを合図にAはお店の方へ歩み寄って行った。外に展示しているインテリアや中に見える商品を見て、より興奮している。灰崎とヒロトはお互い、反対の方向を見ながらAの方へ行く。そして3人揃った所で、店内へ入って行った。
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にぃむ(プロフ) - ルビーさん！コメントありがとうございます！不定期ですが、更新頑張ります！！ (2月23日 17時) (
レス) id: 03b25cf4eb (このIDを非表示/違反報告)
ルビー - 続き楽しみにしてました！頑張ってください (2月23日 14時) (レス) id: 61de2e3e14 (このIDを非表示/違反報告)
みい・フローラ(プロフ) - 続きが楽しみです (9月25日 20時) (レス) @page37 id: 915eefe4dd (このIDを非表示/違反報告)
愛理 - 続きください めっっっちゃ気になりますo(^▽^)o (2023年3月17日 18時) (レス) @page10 id: 23b82dde48 (このIDを非表示/違反報告)
BLACK(プロフ) - 続きお願いします！めっちゃ気になります！！！！ (2022年2月11日 19時) (レス) id: 276e61e281 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にぃむ | 作成日時：2021年6月27日 1時
