第四話 ページ5
Aside ღ
姉さんに話したら、とても気持ちが楽になった。
数時間後、散歩に出る。
丁度夕日が綺麗に見える時間帯。
太陽のうっすら見える日差しと、
夕日のオレンジ色の空でとても幻想的な
風景が目に映る。
『綺麗...』
静かな時間を過ごしていると、
ﾄﾞｺﾞｫﾝ
と鈍い音が鳴る。
私は、音が鳴った方を急いで振り返ってみると、
見慣れた茶色の三つ編みの髪が真っ赤な血の中に横たわっていた。
心音？
嘘でしょ？
心音が車に轢かれるなんて、そんな...
人混みができる中、人をかき分け、
妹のそばにしゃがむ。
『嘘でしょ！？心音！ねぇ、心音ってば、
目を覚ましてよ！ねぇ！！！』
状況を理解するのに忙しくて涙が出ない。
心音、死んでないよね？
生きててくれるよね？
私がとぼとぼと家に帰ると、
綾 「A！よかった、Aは
帰ってきたのね...心音が帰ってこないの。
"私、お姉ちゃんに嫌われちゃった"
って言って家を飛び出してったんだけど..」
私は、やっと涙が溢れる。
『う"、ねぇさん...う"う"...
心音が、車に轢かれて、うぅ、
救急車に、運ばれて...
私と姉さんは泣きながら病院へと
雨に打たれながら走った。
『心音は、...亜双義心音はどこですか...！』
受付人 「亜双義さんなら506号室に
いらっしゃいます。ご面会でしょうか？」
『はい...』
私と姉さんはタオルを渡されて
心音の部屋に向かった。
綾side
Aと心音の病室に駆けつけた。
ベッドには、酸素マスクをした心音の姿があった。
Aは泣き出した。
『私があんなこと言うから心音は家を...ﾋｯｸ、
出たんだ...私のせいで心音はｯ...』
違う、それは違うよA。
Aはすぐに自分に責任を感じてしまう。
周りのせいにせず自分で背負い込んでしまう。
だめだよ、A。
そんなに苦しんじゃ...
私も、苦しくなるじゃん...
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きゆ - 続きが気になります(｡･ω･｡)ゆっくりさーやさんやみゅーさんのペースでいいので頑張って下さいね！ (2019年9月2日 17時) (
レス) id: a065501dc8 (このIDを非表示/違反報告)
さーや(プロフ) - ＠clarinさん» 応援ありがとうございます！ (2019年8月25日 11時) (レス) id: 5d7262ebe5 (このIDを非表示/違反報告)
＠clarin - 続き気になります……！ 更新待ってます！頑張って下さい！ (2019年8月20日 15時) (レス) id: 7d0be397dc (このIDを非表示/違反報告)
さーや(プロフ) - ツゥイのBADroomさん» 応援ありがとうございます。みゅーの復帰を今しばらくお待ちください。 (2019年8月1日 12時) (レス) id: 1e39d637ec (このIDを非表示/違反報告)
みゅー(プロフ) - 今、こっそりやっているので、また、 (2019年7月27日 15時) (レス) id: d84ed5b956 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さーや&みゅー x他3人 | 作成日時：2019年7月20日 11時
