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4話 ページ8

真っ白さん(そのまま)にされるがまま
ササッと靴をはかされ
腕を引かれ駐車場へ

そこには見覚えのある黒い大きな車
そうパンヒショクさんが乗ってたものだ

真っ白さんが車のドアを開け僕のカバンを
すっと持ってくれた
めっちゃくちゃ優しいやないかい…

?「お前よく泣くんだな
そんなに泣いて涙かれちまわねぇか?」

僕は慌てて首を振った
これ以上泣いたら怒られるよね

焦って涙を拭こうと袖で目をおおった
すると僕より一回りも大きくて
男らしい手が僕の手を掴んだ

グイッ
?「あーあ
そんなに強く擦ったら怪我すんぞ
ちょっと大人しくしとけ」

すると僕の目をポンポンと彼が
シャツの袖で拭いてくれた

?「可愛い顔が台無しじゃねーか」
くしゃりと目を細めピンクの歯茎を見してくれた
とってもキラキラしてかっこよかった

真っ白さんに腕を引かれたまま
そし手急いで車に乗りこんだ

SG「自己紹介が遅れて悪かったな
俺はBIG HIT所属のミン·ユンギ
お前とは5歳年上の93lineな」

なんで僕の歳など色々知ってるんだろうか
まあそんなことはさておき
この真っ白さんはユンギさんというらしい

理由もなく僕は顔が火照ったままで
彼の隣に乗りこんだ

SG「悪いな、パンPDがしびれを切らして
俺らのこと見せたいし、俺達に見せたいって言
い出してさ」

SG「しかもお前人見知りっぽいし
怖い思いさせてごめんな?」

優しく頭をポンポンと撫でられた
ユンギさんはなにも悪くないのに…
でも僕を撫でる手がうちのおじいちゃんに
とっても似てて

『うぅ…ふぇっ……』

逆に安心して涙が止まらなくなった

SG「お、おい?
待てよ今度はなんだ?どっかいてーのか?」

焦りながらぺたぺたと僕の体を触ってる

とりあえずどこも痛くないので
必死に首を横に振る

SG「そっか、すぐにじゃなくていいけどさ
少しづつでいいから慣れてくれ」

喉が震えて声を出すことは出来ないが
ユンギさんの手を握り返すことだけはできた

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みき - もう最高です。男主可愛すぎ! (2021年3月14日 13時) (レス) id: 7e32937179 (このIDを非表示/違反報告)
壱くん(プロフ) - コメントが心の励みです! (2019年9月27日 23時) (レス) id: 816cd4bbb0 (このIDを非表示/違反報告)
壱くん(プロフ) - ありがとうございます!嬉しいです!更新頑張ります!!! (2019年9月27日 23時) (レス) id: 816cd4bbb0 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - 大好きです…!応援してます頑張ってください!! (2019年9月27日 21時) (レス) id: fc16481cf6 (このIDを非表示/違反報告)
壱くん(プロフ) - 読んでくださりありがとうございますー!! (2019年9月24日 9時) (レス) id: 816cd4bbb0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:壱くん | 作成日時:2019年9月12日 1時

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