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＿昔から、人の気配の無い神社だった。
だから、境内を掃除したりだのなんだの色々手入れをしていた、
. .
神様が神社の境内の掃除をするなんて話あるか？
退屈な日を過ごすうちに、一人の少女＿いや、女子(おなご)が来るようになった。
来て、賽銭を入れ、ボンヤリと物思いにふけり、
そして帰る。
特に何を祈るでもなく、ただ来て帰る。
そんな感じだった。
ある時、その女子はなぜかいつもより長く境内に座り込んでいた。
まるで誰かが来るのを待つかのように。
.
俺は何か手を出したくてたまらなかった。
あんなにも暇そうにしている奴に何もしないなんて勿体ないだろ？
そう思っていた時、急に立って、手水舎のほうへやってきた。
ここだ、と思った。
俺は水面を覗いた女子の瞳の色を変えてみた。
そしたらどうだ。
あの子は驚いていた。そりゃあ盛大に。
俺はもっと何かをしてみたかったんだが、
時間が時間だったんでな
もう日が沈みそうな時間だった。
逢魔時と言う。
この時間帯に神社にいるのは良いことじゃ無い。
だから帰るように促したら怯えながら帰って行ったぜ。
「…また来てくれよな」
.
その日の夜、俺は久々に境内の散歩をしていた。
＿＿そんな気分だったのだ。
まぁ、本当のところを言うと、夜は特に "悪いもの"
が入ってきやすいから、見回りみたいなもんだ。
そしたら驚くことに、例の女子が来たのだ。
俺は何故かそのことに高揚した。
俺は自分が持っていた灯りを消した。
するとその女子は少し落胆すると、いつも通り賽銭を入れ参拝をした。
その時もやはり俺は手を出したくなり、
灯篭の灯りを消してやった。
それでもしばらくのあいだ女子は目をつぶったまま
手を合わせていたので、早く気付け、と言わんばかりに優しく頬を撫でてやった。
女子はそれに少し懐くような素振りを見せたあと、
灯篭が消えたことに驚いていた。
その様子を見れたことに満足はしたが、
やはりここでも時間帯が悪かった。
逢魔時のように大きく風を吹かすのは少し気が引け、
背中を押し、帰ることを促した。
だがなかなか上手くいかなかった。
だから俺は、少し眠らせて、女子を元の場所へ返してやった。
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にわ(プロフ) - さらさん» ありがとうございます〜泣なんとか完結できました！鶴さん…来るといいですね！！祈ってます… (2019年12月3日 18時) (
レス) id: 9ced130178 (このIDを非表示/違反報告)
さら - 完結おめでとうございます！！ 凄くよかったです！！無事鶴丸さんと付き合えたぁ〜♪♪続編あるなんて嬉しいです！！これからも楽しみにしてます！！私のゲームにも鶴さん来て欲しい(泣) (2019年12月3日 18時) (レス) id: 8178d9f7d8 (このIDを非表示/違反報告)
さら - ありがとうございます！！お願いします！！ (2019年12月1日 23時) (レス) id: 8178d9f7d8 (このIDを非表示/違反報告)
にわ(プロフ) - さらさん» リクエストありがとうございますー！了解です！膝丸さんと鶯丸さんですね〜！ (2019年12月1日 23時) (レス) id: 9ced130178 (このIDを非表示/違反報告)
さら - さっそくリクエストいいですか？？膝丸さんと鶯丸さんのお話書いて欲しいです！！ (2019年12月1日 23時) (レス) id: 8178d9f7d8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にわ | 作成日時：2019年10月18日 0時
