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(一人)「…あ、今日、本丸帰れる」
会社へ向かっている途中、今日が月末なのを思い出す。
…今のうちに、出陣場所とかきめておかないと。
二年前ほど前、審神者を始めてから、また初期刀にも会ったことが無い。
自分でも、なぜこんなに忙しいのだろうと疑問に思ってしまうほどだ。
原因は、元々付き合ってた彼氏の借金である。
まさかの連帯保証人にさせられてしまったのだ。
印鑑を盗まれてね…。
借金を返し終わるのに、あと一、二年かかるだらうか
情けない限りである。
だが、それでも私の本丸にいる刀剣男士達は、
忠実にやることをこなしてくれている。
みんなの名前も覚えてるし、刀派もわかる。
でも、顔も見たことがなければ、声も聞いたこともない。もちろん、会話だってしたこともない。
いい子達だな、と感心してしまうほどだ。
(一人)「みんな、どんな子達なのかな…。」
＿＿＿
「「会いたいな」」
＿＿＿
安定「…何言ってんの、誰に？」
清光「決まってるでしょ、主に。」
安定「そんなの、みんなそう思ってるよ。
…主だってきっとそう思ってる。」
清光「…あ！今日、主かえってくる日だ！」
安定「でも会えないじゃん、帰ってこれるのは真夜中なんでしょ？」
清光「……その時間まで、俺たちは起きてようと思っても起きていられないもんね」
安定「あ〜あ、主に会いたいな」
＿＿＿
19時、ようやく全ての仕事を終え、会社を出る。
ここから、家へ帰って、そこから政府に行って、本丸の報告書を出して、…えっと…あとは……
そうやって色々と考えていると、スーパーに行くことを忘れていたことを思い出した。
(一人)「危な、今日の夕飯にありつけなくなっちゃうところだった。」
スーパーへ行き、甘いものを買おうと、和菓子のコーナーへ向かう。
(一人)「…そういえば、みんな、お団子とかくらいしか甘いもの食べれてないよね…」
疲労回復…という名目で、お団子をたまに出している。
それを出す係も、近侍の子達がやってくれているのだが。
(一人)「…どら焼きなんてどうだろうか…。
うん、そうしよう。」
どら焼きを箱買いし、周りの人に少し不審がられながらも、スーパーを出る。
(一人)「よし、とりあえず一旦家へ帰るぞ。」
私は、一人暮らしをしている。
別に家族と疎遠なわけでもなく、普通に暮らしている。
(一人)「さて、本丸に行くか。」
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琴葵(プロフ) - 完結おめでとうございます！！！！面白くてイッキ見してしまいました。そして最終話で涙モノでした…！！続編の更新、心より応援しています！！どうかお体にお気をつけて！！！ (2019年12月26日 11時) (
レス) id: 35f7e92960 (このIDを非表示/違反報告)
にわ(プロフ) - やみつきドーナツさん» ありがとうございます〜！ちょっと変わった話にしようかな、って思ってたので、そう言ってくださるとめちゃくちゃ嬉しいです、、これからもよろしくお願いします！ (2019年12月18日 7時) (レス) id: dc9a723a5e (このIDを非表示/違反報告)
やみつきドーナツ(プロフ) - 凄いお話の設定が好きです！これからも更新頑張ってください！続き楽しみです！！ (2019年12月18日 1時) (レス) id: 944e7c1e1a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にわ | 作成日時：2019年1月1日 18時
