みんな ページ23
あれから3時間が経ち、
だいぶ痛みは落ち着いてきた。
(一人)「……鶴さん、流石に添い寝はいいんじゃないかな」
鶴丸「君何言っているんだ、俺はもうここから離れないからな」
鶴さんは、私のことを 君と呼んだりもする。
不思議と違和感はない。
(一人)「私は逃げたいしないよ」
鶴丸「逃げないかどうかじゃない、部外者(主に遡行軍)が危害を加えてこないようにしてるんだ)」
鶴さんはそう言うと、私の首に腕を回してきた。
鶴丸「君を、しっかりと守りたいんだ。この手で。」
(一人)「……ありがとう」
どうやら拗ねていたらしい。
鶴丸「なぁ、(一人)」
いきなり名前を呼ばれ、ドキｯとする。
(一人)「なに？？」
鶴丸「俺の嫁さんにならないか」
(一人)「…………え？」
真剣そのものの瞳に、私は目をそらす事ができない。
布団の中で顔を見合わせて放たれたその一言は、私を泣かせるのには充分だった。
鶴丸「……？！な、泣いてるのか？！！
すまない、いきなり変なことを言ってしまった。
忘れてく「鶴さん」……？」
(一人)「鶴さん、私は嬉しいな、」
そう言うと、鶴さんは目を見開く。
鶴丸「……っ、じゃあ…」
(一人)「喜んで」
その時、鶴さんはガバッと私に抱きつく。
鶴丸「……愛してる、(一人)」
そう耳に囁いた。
＊
加州「あの二人、やっと夫婦になったか」
大和守「ほんとだよ、どんだけ時間かかってんの」
歌仙「あんなところでなんて、風流じゃないなぁ」
三日月「まぁ、良いだろう。
……あんなにも幸せそうなのだからな」
＊
鶴さんと"結婚"してから、1年が経った。
鶴丸「おーい、(一人)、
そろそろ良いかい？？」
(一人)「今いく！」
今日も、鶴さんからもらったあの時のネックレスを付ける。
ざっと障子を開けて部屋を出る。
鶴丸「……綺麗だ。」
(一人)「へへ、ありがとう。
宗三に着付けしてもらったんだ〜」
今日は、この本丸のみんなで写真を撮る。
今日は袴を着たのだ。
鶴丸「ちょっと、こっち来い」
言われたとうりにトトトッと鶴さんの所へ行き、とんっと鶴さんに体を寄せる。
鶴丸「……君なぁ、俺はそういうことを言ってるんじゃぁないんだがな……まったく…………
困ったもんだ。君は可愛いな」
(一人)「え……？」
鶴さんは私に腕を回し、そのままキスをした。
鶴丸「……行こうか」
(一人)「うん！」
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にわ(プロフ) - のら猫さん» わー！！とても好きです！そういうの！！！ありがとうございます〜！！参考にさせて頂きます！ (2018年11月10日 19時) (
レス) id: 1be1c118f8 (このIDを非表示/違反報告)
のら猫(プロフ) - お久しぶりです！新作参考になれば良いのですが、ホワイト本丸に本丸護衛？として来た少女との審神者や男士とのほのぼのライフ的なモノとか？新作楽しみに待ってます！ (2018年11月10日 0時) (レス) id: 8d32f0832d (このIDを非表示/違反報告)
runaruna(プロフ) - 紹介文ですが、敬語ではなく警護ではないでしょうか？ (2018年4月26日 18時) (レス) id: 9383cf8279 (このIDを非表示/違反報告)
にわ(プロフ) - ででででさん» 読了ありがとうございました！頑張ります！！ (2018年1月24日 16時) (レス) id: f9f5548433 (このIDを非表示/違反報告)
でででで(プロフ) - 素敵な作品ありがとうございました、これからも無理せず頑張ってください^_^ (2018年1月23日 22時) (レス) id: ab6ad38c7b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にわ | 作成日時：2017年11月30日 19時
