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EPISODE 9 ページ9

『じゃ、久しぶりに飲んじゃいますか!』

と言ってAは酒を飲むジャスチャーをした

中「おう!」

そして2人は地下へと続く階段を下って行った

中也が扉を開き、それに続けてAも入った

中「よぉマスター」

と中也が言うとマスターは遠慮程度に会釈をした

「あれぇ?中也じゃあないか」

中「あぁ?…げ、手前は」

「久しいねぇ!何年ぶりかなぁ」

中「…クソ太宰…」

『っ…!』

Aは反射的に後ろに下がった

何せ何年も会ってない友人は姿ならず性格も変わっていたのだから。

『……ちゅ、中也』

中「っ!…そうだったな」

太「あれ、後ろの人は?」

中「こいつは唯の知り合いだ」

なんて猿芝居が、目の前のこの人物に通用する訳もなく

太「…本当は誰なの?」

中「だから此奴は…」

『もういいよ中也っ!
…また奢ってあげるから…違うとこに…』

Aが一瞬太宰の方を見た時に丁度目が合ってしまった

太「え、……A?」

『っ……』
Aが咄嗟に横に顔を背けた

太「なんで……どうして、…」

太宰が立ち上がってAの手に触れようとした時、

『っ…"破戒"!』

Aがそう呟いた時、全ての時間が止まった。

Aの異能力、"破戒"で。
この異能力は周りの時間を止めることが出来る、
それは物質でも空間でも、Aが望めば自由自在だ
解除方はAが指を鳴らせば全て解消される
特定のものだけ解除させたい場合はそのものだけを触れれば解除される


この空間では反異能力者の太宰も時が止まっている。
理由は簡単だ、今のAは太宰を止めたのではなくこの空間を止めたのだ。
よって太宰の時も止まっている


異能を解除する為にAは中也に触れた

中「触んな太宰!……って、あれ」

『ごめん、止めた。』

中「嗚呼…Aの異能か」

『中也、』

中「分かってる、場所移動すんぞ」

『……うん』

Aと中也は店の外に出て、Aは指を鳴らした

パチンッ

太「Aっ!……A?
これは…Aの異能…。」

太宰ただ1人の空間に声が木霊した。

中「思ったんだけどよ」

『何?』

中「彼処で異能使っちまったら完璧に手前がAって事バレちまうんじゃねぇか?」

『……あ。』














破戒は島崎藤付様の本の題名をお借りしました。

異能力設定ガバガバなんですけどお許しください…!

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愛雫優月(あいし ゆづき)(プロフ) - 一気見しました凄く内容が良くて最高でした✨更新待ってます.ᐟ‪.ᐟ‪ (4月7日 13時) (レス) @page16 id: b0983097f3 (このIDを非表示/違反報告)
りんる - 更新待ってます! (2022年8月21日 0時) (レス) @page10 id: fac259dccd (このIDを非表示/違反報告)
まこと(プロフ) - とても面白いです!更新楽しみにしてます! (2022年8月13日 3時) (レス) @page9 id: 26954e9d33 (このIDを非表示/違反報告)
村人C - ポートマフィアってあったかいですね。 (2022年8月7日 20時) (レス) @page6 id: ed78c159cc (このIDを非表示/違反報告)
ルルカ(プロフ) - 夢主ちゃん…相当ロリータ服着せられるのが嫌だったのかな? (2022年8月6日 17時) (レス) @page1 id: d786c529bb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:コあら_ | 作成日時:2022年8月4日 2時

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