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未知数 ページ15

「けっ…敵を信じるとはな!!」







黄「そ、それにしてもよかったやんね!

そうだ〜!なにか食べ物持ってくるやんね!」







『…でしたら、私達が行ってきましょう。
黄名子はついていてあげて?』








わたしは口角を上げ、微笑んでそう言った。









黄「…ありがとうやんね、A!」

















『……。』





太「…A、眉間にシワが寄ってる。」







目の前にヒョコッと顔を出してきた太陽に驚きながらも、私は笑顔を作った。







『ちょっと考え事。』




太「……そう。」







セカンドステージチルドレンの子達の気持ちがわからない訳では無い。





私も、力を証明することで…周りに認めて欲しかった。




だから、シードになって…過酷な特訓を耐え抜いて、力を手に入れたつもりでいた。





だけど、それは違った。





歪んだ気持ちでサッカーをしていても…本当の強さなんて、手に入れられなかったんだ。


















そして今はミーティングルームにいます。






天「フェイ…大丈夫なのかな?
今はほかのチームと宿舎が別だから、話ができないし…」






『………大丈夫だよ、フェイならきっと。
黄名子達もついているしね?』







天「うん…そうだね」







…私自身、そうは言ったもののフェイのことが心配でたまらない。





でも、黄名子がいるなら…きっと大丈夫な筈だ。







豪「…では、ミーティングを始める。

エルドラドから提供されたセカンドステージチルドレンの情報には、彼らのサッカーのデータはなかった。」








『……え?』







霧「戦ったことがあるんじゃないのか?レイ・ルク!」







レ「サッカーではない…。パーフェクトカスケイドは、彼らの侵略行為に対して、応戦を行っただけ」









『……それって、厳しくないですか?
彼らがどんなサッカーをするのか、全く未知だなんて…。

戦略を練ろうにも、無理じゃないですか…』







私はため息混じりでそう言った。





相手がどんな強さを持っていて、どんなサッカーをするのか…




それが分からないようでは、戦略の練りようがない。








太「…いずれにしても、戦いの決着方法としてサッカーを選んできたからには、彼らは相当の実力と考えるのが妥当ですね」








『……まあそうだろうねぇ。』







私は太陽の意見に頷いた。

緊迫→←威圧感



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アニメ万歳 - part12おめでとうございます!(遅ぇよ。すみません……。)鬼滅の方もこっちもで色々大変だと思います……。頑張って下さい!応援しています! (2019年12月18日 13時) (レス) id: 56f5347320 (このIDを非表示/違反報告)
紅梅雪 - 返信ありがとうございます。この後フェイが敵になりますが、それが夢主とどう関わってくるのか楽しみです。応援しています。 (2019年11月28日 17時) (レス) id: 86f936eb1f (このIDを非表示/違反報告)
ひかり(プロフ) - 紅梅雪さん» ありがとうございます…!なかなか更新できていませんが、完結までは頑張ります...! (2019年11月27日 23時) (レス) id: c753592d54 (このIDを非表示/違反報告)
紅梅雪 - いきなり失礼します。最近この作品を見つけました。とても面白いです。大変だと思いますが無理しないで頑張ってください。応援しています。 (2019年11月27日 21時) (レス) id: 86f936eb1f (このIDを非表示/違反報告)
ひかり(プロフ) - 結城さん» はーい!! (2019年9月29日 22時) (レス) id: c753592d54 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ひかり | 作成日時:2019年7月28日 12時

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