名前 ページ48
ト「食え!美味いぞ!トンマ!」
天「天馬だよ…あ、ありがとう!」
だけど、みんなはなかなか料理(?)を口にしない。
食べられるかどうかを気にしてるのかな…?
ト「ほらぁ!どつしたポン助」
信「し、信助!美味しそうだね…」
信助は苦笑いしてトーブにそういった。
んー…まぁ、トーブも食べてるし死ぬわけじゃないだろうし…
私は適当なものを口に入れた。
『美味しいね!トーブ!』
私はにこりと笑ってそう言うと、トーブは満足そうに満面の笑みを浮かべて笑った。
ト「そーだろ、うめえだろ?」
錦「おお!なかなか行けるぜよ!」
錦先輩がそう言うと、トーブは
ト「真ん中食ってみろ!ワシキ」
と言った。
錦「錦だ!
すっぺぇぇぇぇえ!!!」
トーブ…よく名前間違えるな。
トーブは錦先輩を笑った後、自分も真ん中の部分を食べた。
ト「すっぺぇぇぇぇえ!!!」
・
・
・
そして少し時間が経った。
ト「ふーっ!食った食った!」
トーブは満足そうにお腹を叩いた。
『ねぇ、トーブ。貴方はなんでここにいるの?』
少し気になったことを聞いてみた。
だって、みんなが言うには…まだこの時代には、「人間」という生物は居ないはずだ。
ト「どうして?どうしてって…どうしてだ?」
『んー…っとね』
神「君は人間だろ?本来なら…この時代にいるべき存在じゃない。」
少し返答に迷っていると、神童先輩が代わりにそう言った。
ト「ん〜…おめぇの言ってることよくわかんねーぞ!
おらはずーっとここで育ってきたぞ。
おらは父ちゃんの子だ。父ちゃんの卵から生まれたんだ!」
まあ、そうなるよね。
この年齢だったら…神童先輩が何を言ってるのか分からないのも無理はない。
っていうか、私だって突然そんなこと言われたら理解不能になってしまう。
水「卵?んなあほな…」
ト「嘘じゃない!その卵見せてやるぞ!
あ…って言いたかったけど…ちょっと前に父ちゃんが踏んで壊しちまったんだな…」
トーブは頭をかいて笑った。
父ちゃん(恐竜)は鳴き声を上げた。
ト「おめえらはどこから来たんだ?
向こうの山か?」
神「おめ俺達は恐竜を探しに来たんだ。」
天「そう!ティラノサウルスよりも強い恐竜…!」
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ひかり(プロフ) - 神童シュウさん» ありがとう! (2019年7月7日 16時) (レス) id: c753592d54 (このIDを非表示/違反報告)
神童シュウ - 間違いなんて誰でもあるよ 泣かなくて大丈夫! (2019年7月7日 13時) (レス) id: 11e18eea93 (このIDを非表示/違反報告)
ひかり(プロフ) - キリト さん» ああああごめんなさい!!最近こんなミス多いですよね(泣)ご迷惑おかけしました...。 (2019年7月3日 18時) (レス) id: c753592d54 (このIDを非表示/違反報告)
キリト - 剣城君のセリフが沖田さんになってます「両親」のところです (2019年7月3日 17時) (レス) id: 017245dda0 (このIDを非表示/違反報告)
ひかり(プロフ) - 凜月。さん» あ!ほんとですか??また直しておきます!すいませんでした!ありがとうございます! (2019年6月27日 5時) (レス) id: c753592d54 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ひかり | 作成日時:2019年6月19日 23時