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「その傷…痛まないか?」



『え、あ…まぁ少しだけ…』



「じゃろーな。血が出ておる。……とはいっても、今は手当できるものを持っておらん……」



男の人は申し訳なさそうに頭をかいた。



『大丈夫ですよ!この程度の傷は!』





…とは言ってみたものの、かなり痛い。


やっぱカッターナイフとか紙で指切るより何倍も痛いんだなぁ…。





神「皆!!何かあったのか?」



天「はい…人攫いにあって。危ないところを助けて貰ったんです。」



剣「この人に?」




天「えっと…」



木「わしは、木下藤吉郎じゃ!」




みんなは、聞き覚えのあるような顔をして見合わせている。




…私には一切聞き覚えないんだけど。




「「豊臣秀吉…?!」」



木「な、なんだ?どうしたんじゃ?」



豊臣秀吉…?あ、知ってる。



あの…泣かぬなら鳴かせてみようホトトギスの人だ。
















木「あーーー…よぅわからんけど、なんとなぁはわかったわ」




神「すいません。わかりにくくて」



最初は私の傷に驚いて騒いでいた神童先輩と剣城君をなんとか落ち着かせて、



今は藤吉郎さんに私たちの現状を話している。






木「お前達が取り戻そうという、そのサッカーってもんはそんなに楽しいものなのか?」



天「はい!」



木「そうか。好きな物の隣にいることは、大事なこっちゃ!頑張らんとな!」



藤吉郎さんは、ニカッと笑ってそう言った。




天「はい!」



木「わしも今、好きなもんの傍に行くために頑張っとるんじゃ!」



神「藤吉郎さんの好きなものってなんなんですか?」



木「わしの好きなもんは、織田信長様じゃ!」



みんなはハッとしたような顔で藤吉郎さんを見る。



木「信長様からは、この世のものとは思えん力強さを感じるんじゃ!
なんというか…あの方なら、夜の常識全てを変えてくれるような気がする!」




『藤吉郎さんにとって、信長様は憧れの方なんですね!』




木「ああ!そんな所じゃの!わしはいつか、あの方のお傍に行く!
きっと天下を取られるお方じゃ!




わしは偉くなる!!」



藤吉郎さんは、宣言するように立ち上がってそう言った。

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女海結香 - 私が作った小説を読んで下さったら教えてくれませんか? (2020年2月11日 16時) (レス) id: a0c2a02850 (このIDを非表示/違反報告)
女海 結香 - ありがとうございます (2020年1月31日 19時) (レス) id: a0c2a02850 (このIDを非表示/違反報告)
月織ひかり(プロフ) - 女海 結香さん» わかりました〜!! (2020年1月31日 17時) (レス) id: c753592d54 (このIDを非表示/違反報告)
女海 結香 - 私も無印好きです。 私も小説を作っていてアレスの天秤で「サッカーもサッカーの仲間もいらないと思ってた」とオリオンの刻印で「最強の女神」を作っているので見に来てください♪ (2020年1月31日 1時) (レス) id: a0c2a02850 (このIDを非表示/違反報告)
月織ひかり(プロフ) - 女海 結香さん» 普通に好きですよ〜!でも1番は無印時代ですかね...! (2020年1月30日 22時) (レス) id: c753592d54 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ひかり | 作成日時:2019年5月18日 4時

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