人形少女の瞳に映るものはPart4【イナイレ】〜エイリア編〜

称号ｰ187ｰ ページ47

円「鬼道、タイミングは、帝国の時とおなじなんだよな？」



鬼「ああ。全く同じだ。

…！雷門に、いる方が…」




なにか見つけたのでしょうか、鬼道さん達。



私は横目で３人の会話を見て、また自分のポジションへ戻った。




辺「いけー！」


寺「鬼道！」






鬼「まだだ…！！」




３人の息回転は続く。




佐「回転のタイミングがあっていない…！
どうするつもりだ…？！」




鬼「今だ！！」


「「「デスゾーン」」」





…！すごい威力だ…。





立「これは…ぁあ！！」





立向居くんを含めた皆が驚いているうちに、シュートは決まった。




土「やった！」


円「鬼道…！」


鬼「ああ…デスゾーンの完成だ！」




凄い…。




鬼「タイミングだ。帝国と雷門は違うチーム。
雷門には雷門のタイミングがある！」




円「そうか…俺達３人のタイミングで打ったからできたのか！」



鬼「ああ…！成功したのは、みんなのおかげだ！」




鬼道さんはそう言って、帝国学園のみんなを見た。




佐「いや、成功したのはお前達の努力の成果だ。

それに、これで終わりじゃあないんだろ？」




円「どういうことだ？鬼道」




鬼「デスゾーンを超えた必殺技の特訓だ。」







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南雲晴矢(バーン)side


ガ「…バーン。」



バ「聞いたかガゼル…」



ガ「まさか、あのお方がジェネシスにガイアを選ぶとはな。」



バ「絶対認めねぇ…！！」




俺は黒いサッカーボールを蹴り、壁にあてた。


壁には亀裂が入る。




バ「ガイアがジェネシスだとは認めねぇ！
雷門に引き分けたお前はともかく…
俺はグランに負けちゃいねぇ！！」




ガ「…引き分けたのは結果に過ぎない。

私は彼らと勝負を楽しんでいただけだ。」




こんな時でも落ち着いてられるこいつ…なんなんだ？




バ「…どうだ？大暴れしてみる気は無いか？」



ガ「私と組もうというのか？」



バ「そんな甘っちょろいもんじゃねぇ、2人で…いや、3人であのグランに思い知らせてやるんだよ。」



ガ「3人…？」



バ「上には上がいるってことをな…！」



ガ「……3人目はあの子か。

面白い。その話、乗せてもらおう。」



バ「グランを倒し、ジェネシスの称号を奪い取ってやる。」



ガ「そして、ジェネシス計画に相応しいのが誰かということを、あのお方に示すのだ…！」

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