人形少女の瞳に映るものはPart4【イナイレ】〜エイリア編〜

帝国学園ｰ184ｰ ページ44

『……』



私は自分の手を見た。



この手で、私はジェネシスのゴールを守らないと行けないんだ。






？「やってるな、鬼道」





鬼「…来てくれたか！佐久間、源田、みんな！」





なんと、帝国イレブンの皆さんが来ていた。





鬼「…」



『…』




私は遠くからその様子を見ていた。


次郎くん、松葉杖を…





佐「ああ、心配するな。

これでも、順調に回復してるんだ。」



源「雷門の監督が紹介してくれた、最新医療がよく効いているみたいだ」




…それならよかった。


私はその会話を聞いてほっとした。




円「瞳子監督が？
そうか、よかったな！鬼道！」



佐「世宇子の…アフロディ？

話は鬼道から聞いた。お前も俺達と同じように、影山に利用されていただけだと。

鬼道や円堂達を宜しく頼む。

さあ鬼道、始めようか。練習試合」





練習…試合？




その時、遠くにいる次郎くんと目が合った。




私は何故か咄嗟に逸らしてしまった。



…嫌な感じだったかな。




『………次郎君、幸君、お久しぶりです』




私は切り替えてみんなの方に言った。



佐「Aっ！！」




次郎君は目を輝かせて、松葉杖をつきながら私に近づいてきた。





佐「元気にしてたか？」



『ええ。お陰様で』



源「…あの時は怖がらせてしまって、悪かったな」





2人は申し訳なさそうにしていた。




『いえ、2人が元気なら、私が言うことはありませんので』




リ「んー？なんや、えらい仲良さげやなぁ？？」




リカさんがにやにやしながら近づいてきた。




『あぁ、幼馴染の次郎君と…お友達の幸君です。』



リ「友達と幼馴染…三角関係やぁ…！
面白いなぁ！」



『はい？』



佐･源「「……。」」


･



･



･

そして練習試合が始まろうとしていた。




『…？』



夏「どうして円堂君達が、帝国側に…？」




そう。何故か円堂君達が帝国のユニフォームを来ていたのだ。




佐「デスゾーンは、帝国が開発した必殺技。
習得するには、
実際に俺達帝国とプレイした方がいい…ってら鬼道がね」




…なるほど。


デスゾーン習得のためですか。





そして練習試合が開始された。





やはり帝国のプレイは素晴らしい。





一「鬼道！君とやりあってみたいと思っていたんだ…！

フレイムダンス…！！」





鬼道さんは上手くパスを利用して、一之瀬さんをかわした。

帝国の鬼道ｰ185ｰ→←特訓ｰ183ｰ

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す