首の痣ー182ー ページ42
『どうかしましたか?』
ア「…いや、ここの首のところ。
なんかアザができてたから…」
『え?』
首のところを怪我するような事はしてなかったはずだけど…
アフロディは首のところをツンと触った。
ア「痛むかい?」
『…っ、すこし』
ア「あまりハードな特訓ばかりして、怪我をしてはいけないよ?」
そう言ってアフロディは笑った。
…結構いい人なのでしょうか。
それにしても、なんで首に痣なんて…。
気がつか無いうちに怪我をしたのでしょうか…。
・
・
・
今日の特訓は、帝国学園で行うらしい。
円「帝国学園…」
壁「あまりいい思い出がないっス…
あ、きききき鬼道さん!今のはその…」
鬼道さんが元帝国学園のことを思い出したのか、壁山さんは焦り始めた。
鬼「気にするな。」
そして私達は、帝国学園のグラウンドに足を踏み入れた。
鬼(ポストには俺のシュートの後…グラウンドには、俺の流した汗が染み込んでいる。
円堂に鉄塔広場があるように、俺の原点はこの帝国学園のフィールド。
だが、感傷に浸りに来た訳では無い。)
帝国学園のフィールド…久しぶりに来たな。
私はそんなことを思いながら、ぼーっと見ていた。
鬼「円堂、土門!デスゾーンをやるぞ」
土「デスゾーン…?いや、でも円堂のじいちゃんの裏ノートに書かれてる技の方がいいんじゃねぇか?」
鬼「デスゾーンだ。」
鬼道さんは2人に断言した。
円「やろうぜ、土門!
鬼道には、何か考えがあるんだよ。」
土「なるほどな…。じゃなきゃわざわざ帝国まで来るわけないか」
鬼(帝国で生み出された技を習得するには、帝国が相応しい…。
それに、ここへ来た理由はもうひとつある。)
私達は特訓の準備をしていた。
ア「どうして彼は練習しないんだい?」
アフロディの言う「彼」とは、吹雪君のこと。
そして私たちの間に気まずい雰囲気が流れた。
円「実は____」
円堂君は吹雪君の事情を話した。
ア「え…?心の中に、2つの人格があるせいで、サッカーが出来なくなった…?!」
アフロディは当然驚いた。
円「でもあいつは、残るって決めた。
サッカーが好きだから、どんな事があってもサッカーを続けたいって思っているんだ。
だから俺達は待つことにした。吹雪が自分の力で復活することを信じて」
91人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「イナズマイレブン」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ひかり(プロフ) - (名前)ちかさん» わかりました!考えさせて欲しいです...!コメントありがとうございました!! (2019年8月15日 19時) (レス) id: c753592d54 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)ちか(プロフ) - 正直な話私個人としては、イナクロが1番好きです。 出来ればやって欲しいです。 (2019年8月15日 18時) (レス) id: 66e4d7a348 (このIDを非表示/違反報告)
ひかり(プロフ) - (名前)ちかさん» イナクロは、迷ってます...。コメントありがとうございました! (2019年8月15日 16時) (レス) id: c753592d54 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)ちか(プロフ) - 世界編の後はイナGoがいいです。 質問なんですがイナクロ(イナズマイレブンクロノストーン)はやらないんですか? (2019年8月15日 13時) (レス) id: 66e4d7a348 (このIDを非表示/違反報告)
ひかり(プロフ) - 御幣島愛笑さん» わかりました!コメントありがとうございます!! (2019年8月15日 1時) (レス) id: c753592d54 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ひかり | 作成日時:2019年8月13日 17時